拝啓、猫先生。

桜の花びらも残りわずかとなり、すっかり暖かくなりましたね。

春の陽気というより、初夏を感じますが、いかがお過ごしでしょうか。

猫先生の友達に会いましたが、涙を流し、鼻水をすすっていました。

なにか悲しいことでもあったのかとおもったのですが、きっと花粉症なんですね、とても苦しそうでした。

ほかの友達はなんともなく、元気に日向ぼっこしていました。

今日はボーイズビーアンビシャスデーだそうです。

クラーク博士が「こんな老人でも夢を持って頑張っているのだから君たちも頑張れ」と激励の言葉を残しました。

たとえ、博士の大志が実らず終わったのが事実であっても、誰であっても大志を抱いて頑張らなくては、だれも自分自身の人生を実り多きものにはしてくれません。

神の気まぐれの御業を期待して待つにしては、わたしたちの人生はなんと短すぎることか。

受け身ではなくアグレッシブに。

果敢に挑戦していく。

それが、この世に生を受け、今を生きる者ができる精一杯のことなのですよね。

暖かくなったとはいえ、夜は冷えると思います。

猫先生もご自愛ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具

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