設定紹介などなどその5

ブレスト(第22話〜)

・ブレストの強化は2回行われたが、どちらも燃費に難のあるブレストの戦闘力を維持するための携行武装に重点が置かれた。キューブストとの戦いを経て、第7話でカウンター・ジャベリンを構成するカウンター・メイス、サザンクロス・ダガーが使いされ、第22話では、最高峰の破壊力を誇る携行武器としてバトルホーク・ウェートが追加された。特に取り回しに難があるバトルホークに対して、ウェイトとなる刃をパージしてジャベリンを駆使する、装甲を多少犠牲にしても機動性を優先しての軽量化が施されている。

技・武装など

・アイブレッサー……目からの放つ直線状の光線。

・カウンター・バズソー……両腕に備わった回転鋸とシールドの複合装備。

・カウンター・メイス……キューブストのニュートロン・ジャベリンを参考にして、第7話から追加された。両膝に2本内蔵されており、鏃のニードルが露出した状態で収納されており、膝蹴りなどの格闘戦に駆使されたり、ニードルそのものを射出するモス・シュートとの技も存在する。

・サザンクロス・ダガー……ベルからのアイデアを参考にして、第7話から追加された。サイドスカートに計4本収納された小型ビーム発振器であり、出力と方向を調整してビーム刃から小型のビームシールドとして駆使する事が可能であり、投擲にも使用される。

・カウンター・ジャベリン……射出したニードルに代わり、サザンクロス・ダガーを接続したビーム槍。ダガーの出力、方向を調整して矛先をある程度自由に変えることにも対応している。

・ウイング・シーカー……第22話にて、バイト・クローで掴んだ相手に電撃を流し込む能力を備えられた。基部に内蔵されたビームマシンガンがカウンターキャノンとして威力、射程が強化されてあるが、可動するサブアームが砲身になっている関係上、連射には強度の問題がつきまとう。一方バイト・クローの生成する電撃を調整する事で、ビームの軌道をショットガンのように拡散させるゼロ・プレッシャーとの技を存在する。

・バトルホーク・ウェート……第22話から追加された。ウイング・シーカーに2本マウントされた大型ハルバード。質量を活かしての強力な斬撃に重点を置いており、ブレストの携行武器の中では最も破壊力があるものの、両手で保持する必要性もあり取り回しに難がある。この関係から咄嗟の事態を想定して槍としての能力も与えられている。また刃そのものを質量弾として、相手へ投げつけるバトルホーク・秘剣隠したる技も存在しており、刃をパージすれば簡易型のカウンター・ジャベリン(柄が重く、カウンターメイスとしての能力を有してない)として駆使する事もできる。

・カウンター・クラッシュ……両肩に装着されたスパイク付きアーマー。第22話にて、新たに鉄球とワイヤーを分離させる事が可能となり、ワイヤー状態ではカウンター・ウィッパーとして駆使される他、マニュピレーターの代わりにクラッシュそのものを展開できるようになった。

・カウンター・フィスト……第22話にて追加された。所謂ロケットパンチであり牽制目的で放たれる他、カウンター・クラッシュなどの他パーツをマニュピレーターの代わりに連結する目的などでも使われる。

・キラーシザース→頭部の角で相手を挟み込んで切断したり、電熱で溶解させたりすることが出来る。

・電次元フレアー→腹部から放つ熱線型電次元兵器。ブレスト及び全電次元兵器の中では最も破壊力に秀でる。ただ射程最も短く、燃費は最も悪い。1度の出撃で半分のエネルギーが消耗されてしまう。

・クロスト(第25話〜)

・クロストの強化にあたり、機動力に難がある事から、自衛目的での近接戦、白兵戦装備を増やすことをコンセプトとした。トライ・シーカーの改良とバスター・マグナムの追加が該当する。またスフィンストの登場に伴い、コンバージョンへ対応した装備としてトライ・クローターが追加された。

・バスター・ショット……両手の指先から射出されバルカン砲で護身・牽制用に使用される。

・トライ・シーカー……ゼット・フィールド生成のためのエネルギー受信・中継機としての役割と別に、丸鋸が設けられた事で、バスター・バズソーとして破壊力を備えることとなった。両肩から両手甲へ装備されるようになり、バスター・ショットと併用して白兵戦にも駆使される。合計6基備わったY字型小型哨戒機。

・アビスモル……両下足に収納された潜航ドリル魚雷。大型化が伴われ、火力を増したが装填数は2発に減った。

・10連ミサイルポッド……両肩に複数内蔵されたミサイルポッド

・電次元ブリザード……両肩の2門のキャノン砲から射出される冷凍光線。電次元兵器では最も射程に優れており、命中精度も高い。

・バスター・スナイパー……バックパックに装着されるオプションパーツ。電次元ブリザード以上の射程距離を誇り、半径100㎞までの標的を狙撃する事が出来る。ただ大型なのもあり取り回しが悪く、主にパンツァー形態の主砲として使用される事が多い。用途が限られると判断され固定砲台用のグリップパーツから、ホルディー・クローとしての機能はオミットされた。

・トライ・クローター……新たに両肩へ設けられた3枚刃のクロー。掴んだ相手を抉る事ができる他、分離して投擲用に使う事ができる。

・バスター・マグナム……新たに胸部へ内蔵された2門の簡易型ビーム砲。グレーテスト・マグナムを参考にして追加された装備であり、至近距離まで接近を許してしまった相手に対しての切り札として駆使される。単純な火力では電次元ブリザードを凌ぐが、至近距離でしか使えない上、各砲門で1発しか撃てない。

・アサルト・キャノン→クロスト・ワンの武装であり、マニュピレーターの代わりに2門装備されている。

ネクスト(第22.5話〜)

・ネクストの強化に当たって、撹乱、偵察などの運用を想定して活動時間の延長に重点を置いた。そのためにカルドロッパーを追加したが、予備燃料タンクの有用性からジックレードルへの改良が施され、緊急時などに対応しうる切り札としてジックレーモアが追加された。

・ジックレードル……サブアームに装着された鎌であり、新たに刃と柄の間にワイヤーが設けられ、刃をパージしてアサルト・ウィッパーとして駆使する事が可能となった。刃だけでなく鞭にもビームを弾くコーティングが施されている。

・カルドロッパー……サイドスカートに新たに追加された手裏剣型エネルギータンク。ネクストの活動時間延長を目的とした予備燃料であり、僚機に貸与する事も可能な他、引火させて爆発させる目的で投擲したのちに、遠方から破壊する術で使う事もできる。ただ、ビーグル形態に合わせて縮小化しないため、変形時はパージする必要がある。

・ジックレーモア……ジックレードルとカルドロッパーを連結(ジックレードルを刃と柄に分離させ、間に鍔としてカルドロッパーを挟む。カルドロッパーのエネルギーを供給する事で、高出力のビーム刃を生成。鎌状のリッパー、剣状のザンバーの2形態を駆使する事ができるが、短時間の使用に限られる

・バルカンポッド→頭部に備えられた2門のバルカン。牽制用に使用される他、ビーグル形態での使用もが　対応している。

・アサルトチェスター→新たに設けられた胸部ハッチが展開して射出するビームガトリング砲。近接防御用に使用される。

・カイト・シーカー……背中に装備された小型哨戒機でありネクストに飛行能力を持たせている。底部からジャミング用の超音波ブレイザーウェーブを展開させ、甲板に2門のビームキャノンことアサルト・キャノンを設けている。

・電次元サンダー→両手から放たれる電磁波。電次元兵器では最も威力が控えめだが、指から放つことを利用して軌道を自由自在にコントロールすることが出来る為応用性は3機の中で特に高い。拳を射出した状態でも手首から放つことが可能。

・アサルト・フィスト→両手の拳を射出する所謂ロケットパンチ。前述のとおり電次元サンダーとの連携で使用される事が多い。

リキャスト・リベイカー

・第22話から登場。強化に当たって重力下での飛行能力の必要性を判断し、新たにスクランブル・シーカーが追加され、ロングレンジで有効な攻撃手段を補うため火器類が追加された。また本来の戦闘能力を喪失させる術として新たにブリギッドスリラーが設けられた。

・アイブレッサー……目からの光線。頭部のバイザーが開かれた事で解禁された。

・デストロイ・ブライカー……両腕に装備されたビームシールド発生装置であり、ビーム刃を展開する

・ブリギッドスリラー……カリドスバーンに代わって、胸部から展開する冷凍光線。相手の駆動系を封じることに重点に置いている。

・カリドスバーン……ブリギッドスリラーとの兼ね合いから両手首に砲門が移された。1発の破壊力は低下したものの、左右双方からの攻撃が可能となり、ブリギッドスリラーと併用して温度差を活かして三方から攻め立てるトレースターズたる技が存在する。

・スクランブル・シーカー……バックパックへ新たに追加された重力下での飛行ユニット。翼そのもので相手を切断するデストロイ・シュナイダーを駆使する他、2門のデストロイ・レールガン、8連ミサイルポッドを備えている。

・ミラージュ・シーカー……新たにスクランブルシーカーへ内蔵されるようになった。Eガンがソードガンに改められた。

・電次元ソニック……衝撃波を打ち出すライフル型の電次元兵器。他の電次元兵器と異なり本体ではなくカードリッジ式でエネルギーが供給される為、本体のエネルギー残量に関係なしで使用することが可能。また出力の調整が容易であり、相手を破壊するのではなく戦闘能力を喪失させる程度の攻撃を駆使される。二丁を連結させ長距離射撃に長けたスナイプモードとしての運用も可能。