第112話 我が家本棚
こんばんは。
いすみ 静江です。
今回は、タイトルでおします。
内容があるよう。
――我が家本棚と呼ばれる一種の奇怪なタイトルコール好きがおりました。
◇◇◇
昨日のことなのですが、
【タイトル】『毎日東京茨城間通勤でも日曜日は休みたい夫とちょっと寂しい妻子どもの件』
です。
◇◇◇
それは、
【タイトル】『職長だから休めず俺が妻の負担を減らしたくてお弁当も俺が支度するシロウと呼ばれる男の件』
が平日ですから仕方のないことと、
【タイトル】『食べたら休みっぱなしのパパさんでーの件』
には、我々も慣れております。
◇◇◇
昨日、戦隊ものが終わって直ぐのことです。
【タイトル】『唐突にラノベの整理をする為に子どもの本棚を組み立てて綺麗に求愛するオスなのか謎な件』
を我が家本棚に加えました。
◇◇◇
その時、妻ゆっきー、永遠のまだ再春〇歳は閃いた。
【タイトル】『前々から気になっていたあの押し入れにアタックする為にぼっちでいいからおかたしするもん ~属性はGが出たら総ガードよろしく~ の件』
に対して、危ない橋を渡ってしまった息子を荷物持ちにと考え、
【タイトル】『一緒に行ってがんばっていたらロコロココミック異世界版を買ってカルピスで接待すれば彼は落ちるとか安い考えだったママは後に後悔するフラグが立ってしまった件』
に至り、いざ、
【タイトル】『敵はスーパーXXXXにあるかも知れないねーと開店しているかドキドキして兵(息子)をひきいて向かうアケチ的件』
で、そこで何を買いたかったのかと言えば、
【タイトル】『ママの買い物には異世界へ行ってどの魔王を倒せばいいのか質問して来るようなものだからアドバイスを挟みながら静かに待っていようという息子の雄姿が眩しい件』
に始まった。
◇◇◇
入れ物と言ったら箱だろうと、親子で見ていて、
【タイトル】『クリアちゃんと布ちゃんを天秤にかけてクリアちゃんを捨てるなんて僕にはできないよママとか言っていないことはタイトルにしなくてもいいと思うも無駄な件』
よしきた、次に百円ショップへ行って、その次に息子は、
【タイトル】『食品売り場に来たら先ずはロコロコだよねの素直な件』
ご飯ものもワンパターンですが、大変なんすからとかとかとか、馬の蹄が荒れているので焦り、
【タイトル】『買い物に大蛇が出たので急ぎ町へ向かう前に妹にはどうぶつビスケ〇トを忘れないお土産好きママの件』
若干でも嘘はいけないと荷物を多目に持ってくれている息子に叱られつつも角の家に来ると、レース鳩の群れがお迎えしてくれた。
◇◇◇
その後、
【タイトル】『あまりのお掃除バトルで第二部突入したのをきっかけに作者はここぞというネタ切れ場面を幕で誤魔化す件』
は、よくないよね。
◇◇◇
【タイトル】『主婦のお安く片付けぽんすると自信がわく件』
については、実用書で細かいので、後日になります。
本当かしら?
◇◇◇
こ、腰が痛いです。
おつかれーしょんは、使い果たした件!
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