Talk.2

カズト「……」

リオ「ていっ!とうっ!やー!!」

ミナ「リオうるさいー!って、きゃっ!?」

カズト「隙ありだぜ?」

レンカ「白熱してんなー」


 こんにちはレンカです。今こいつらが何をしてるかと言うと……。


リオ「あー!カズト、お前ずりぃぞ!!」

カズト「敵に背中を見せるとは愚かだな」

ミナ「あー!!ミナが負けたーー!ナリオにも負けるとか屈辱!!!」

リオ「へへん!こっちの腕ならボクの方が上手なんだよ!ざまあみやがれクソガキ!」

ミナ「大人気なーい!」

リオ「な、なん……あー!!カズト、テメっいつの間に!!」

カズト「雑魚め!」

レンカ「おー、おー、今日はよくカズトが喋る。やっぱスマ○ラって熱くなるのな」


 ……そう、こいつらは揃いも揃って一つのテレビを囲んで、某テレビゲームの格ゲーをしている。アタシはゲームに興味無いってか、今はどこかの宿を借りて宿泊している身で、四人ともゲームにハマっちゃうと見事に場を仕切るものがいなくなるわけでして……。


リオ「レンカちゃんもやろうよ!」

レンカ「断る」

リオ「そ、即答!?」

ミナ「むぅー……、頭の固い大人相手は疲れたよー!レンカ相手して」

レンカ「アタシも一応大人なんだけど」

カズト「レンカ実は弱いからやらないんじゃねーの?」

レンカ「……延滞金」

カズト「サーセン」


 恥ずかしいことにそれが参加しない最大の理由だったりする。現に一日延滞してるのでこれ以上は非常に厳しい。お金には敏感なカズトはこのことに気付いているみたいだがいまいち反応が掴めん。スマ○ラ、楽しいもんな。


リオ「カズト、そろそろキャラ変えろ!強すぎんだよ!」

カズト「えー?じゃあお前らオレのキャラ選べよ」

ミナ「一番弱いキャラ!」

レンカ「……どいつもこいつもガキだな」


 もうこれ以上やると二次創作に寄りそうだから誰がどのキャラとかの説明は控えるよ。どのキャラを使ってるかはご想像にお任せします。


リオ「ピンク玉ぁーー!!」

ミナ「カズトってピンク玉使いなんだね……」

カズト「ミナ、超能力少年はきっと使いにくいぞ」

ミナ「カズトがミナにアドバイスを……!嬉しい!嬉しいよカズト!ついにミナのことを認めて……」

カズト「うざ」

リオ「おかしい、大魔王強いはずだろ……」

ミナ「クズリオが弱いのよ」

リオ「一番弱いお前に言われたかねーよ!!」

ミナ「む、雑魚のリオがよく吠えるね!実戦ならミナのが強いもん!」


レンカ「……あ、カズトの勝ち」

リオ「何っ!?」

カズト「ふふん、オレに勝とうなんざ一億年早えんだよ」

リオ「うわあ、むかつく。できる奴がそのセリフを吐くと物凄くむかつく」

ミナ「もー!カズトは少し手加減してよね!まあでも、そんな無慈悲なカズトがステキだけど!」


 そろそろかな。とアタシは壁に掛かった時計を見る。あと10分で延滞金が発生してしまう。

 と、なるとアタシがわざわざゲームをしないでいた意味が生きてくる。


レンカ「撤収!」

リオ「もうそんな時間なのか!?」

ミナ「もー、ミナはまだやりたかったのにぃ!ここの宿はケチね!」

レンカ「仕方ないだろ」

カズト「んじゃ、ちょっとスライム狩りしてくる」

レンカ「やめれ。町出るまでパーティ内に居ろ」



   了

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