Note3-2

小ネタ集 3冊目2頁

№106~120

 *

106

ミナ「クズリオってホントクズだよね〜」

ルア「わかりますわ!」

リオ「クズって言葉意味知ってんのかお前ら」

レンカ「クズリオ……」

リオ「えっ」

レンカ「え?」

リオ「……そもそもクズってのは勇者崩れのこいつのことで」

カズト「クズリオ」

リオ「間髪入れずにクズリオ言うな!」

ルア「お兄様違います。カズトさんはかっこいいからいいんですよ」

ミナ「そーそー!カズトはかっこいいもんねー!」

リオ「ふざけんな!ルアまで!!!」

レンカ「確かにカズトはクズだが、クズって言葉が似合うのはリオだと思う」

カズト「わかる」

リオ「くっそ、なんでだよ!」


「ルアやレンカちゃんまで、みんなにクズリオって言われた!おかしいよ!カズトのがよっぽどだろ!?なんでボクがクズであいつは違うんだ!」

「語呂の違い……ですかね?」

「……ユイちゃん。フォローしてくれるのは嬉しいけどたぶんそれ違う……」


ユイ「それでも私は、リオさんに会えてよかったと思いますよ」

カズト「……おめでたいやつだ」



107

カズト「真実は嘘よりも心を抉ることができる。特にレンカには難しい言葉を交えて、ナリオには客観的な正論をぶつけ、ミナは関わらないのがそれぞれ一番効果がある」



108

ブルハ「リーリィ!やっほー元気してる?」

リーリィ「ブルハ!?ちょっといきなり大声を張り上げないでくださる?仕事中なの」

ブルハ「へへへ、どうせ閑古鳥も鳴いてるんだから関係ないでしょー」

リーリィ「貴女のそのお気楽思考どうにかなりませんの?」

ブルハ「ごめん、それは無理かな!」



109

ブルハ「リーリィ……リーリィってかわいいよね」

リーリィ「何?当然でしょ」

ブルハ「違うよー!名前の話!あ、でもリーリィはかわいいのは確かだね!」

リーリィ「ふん……かわいくなくては私ではないですもの」

ブルハ「こいつかわいいなー」



110

リーリィ「全く、彼女が来るまでは私がこのギルドのアイドルでしたのに……」

ブルハ「ヒスイさんのことー?」

リーリィ「そう!何故みんなあのエルフの方ばかり見るの!こんなに隅におけない美少女がここにもいますのに!」

ブルハ「エルフには敵わんよー」

リーリィ「だいたい私と同じ17歳だなんて言ってるけど、エルフって長命種でしょう?本当はかなり年上なのでは……」

ブルハ「なくはないね……はっ、ならヒスイさんの本当の年齢はいくつなのか調べてみる?楽しそう」

リーリィ「え、でもどうやって……」

ユーレア「その話、私も乗っかっていいかな?」

リーリィ「ユーレアさん!?」

ユーレア「なんか面白そうだよね!エルフってどれぐらいが人間の17歳に値するのか…気になる!」

ブルハ「ですよね!ユーレアさん、やりましょー!リーリィもやるよね?」

リーリィ「……ふん、当たり前でしょう?」

ブルハ「よーし!そうと決まればどうしようか……」


レザル「姉ちゃんたち何してんの?」

ナギア「また碌でもないこと企んでる顔だな」

レザル「止める?」

ナギア「やめとけ、どうせ無駄だ」



111

ブルハ「よく姉ちゃんはSだって言われるんだけど、本質的にはMのような気がします!」

ヒスイ「そーなのかな?レザルくんに対してだけじゃない?」

ブルハ「なんでそれ言ったのレザルってわかったんですか!?」

リーリィ「突っ込みいれるのそこなの?…というか貴女がSじゃないとかありえないわね」

ブルハ「またまた~」



112

リーリィ「あーら、根暗トカゲのレザルじゃない。今日も暗くて死にそうな顔してるわね!」

レザル「死ねばいいのにチャラ巻き毛」

リーリィ「貴方より先に倒れるなんてお父様に顔向けできないわ」

レザル「知るかよ」

リーリィ「どうせブルハがいないと何もできないくせに」

レザル「は?」


ブルハ「よー!お二人さんおはよう!いい朝だね!今日は三人で町の見回りと行こうじゃないかー!」

リーリィ「きゃ、ちょっとブルハ!突然出てこないでくださる!?」

レザル「姉ちゃん……なんかいつもよりテンション高い」

ブルハ「当たり前でしょーー、元気が取り柄のブルハですから!へへへ」

リーリィ「貴女の考えはまるで読めなくて困りますわ」

ブルハ「え?何も考えてないよ!ほらほらぁ行くぞ二人ともー!」

レザル「姉ちゃ、引っ張らないで……」

リーリィ「ちょっとブルハ!!」


ユーレア「今日も元気だねーあの三人!」

ナギア「振り回されてるだけだと思うが……」



113

賊「へ、かわいいお嬢さん二人でこんなとこ来ちゃあ危ねえよ?」

ユイ「!?やめてください……」

ミナ「<ファイ>」

賊「あちっ!?……テメェ、クソガキ……!」

ミナ 「ふふん、ミナの物を横取りするなんていい度胸してるね?そんなにほしいならミナと遊びましょ?」

賊「は!いいぜ、たっぷり遊んでやるよォ」

ユイ「ミナちゃん!」

ミナ「ユイ、一緒に燃やされたいの?」

ユイ「……っ!」

ミナ「バカな輩にはミナが教えてあげないと。……ミナを敵に回すことがどれだけ愚かか」



114

ブルハ「あたしユーレアさんもナギアさんもヒスイさんもリーリィもシャルくんも家族みたいなものだと思ってる!」

ユーレア「私もー!みんな大好きよ!」

リーリィ「あら、当然のことだわ」

ブルハ「リーリィかわうぃうぃ」

リーリィ「ものすごく悪意しか感じない褒め言葉、どうもありがとう」


レザル「……オレは?」

ブルハ「あんまり思ったことない」

レザル「無慈悲だ」

ブルハ「でもレザルのことも好きだよー♡サイダー飲みたい」

レザル「……サイダー思いっきり振ったろ」

ブルハ「なんてやつだ、ベタベタの手で触ってやる」

レザル「さわんな、ばっちぃ」

ブルハ「誰のせいだーー!でも言うと思った」

レザル「……拗ねたんだよ」

ブルハ「お前かわいすぎか、好き」


ユーレア「相変わらず仲良いねー!」

リーリィ「あれ、仲良いんです?相変わらずブルハは捻くれてるわ」



115

カズト「国を継ぐ気はない、いいかげんにしろ」

姫「カズトがいれば将来も安定ね」

カズト「国合戦はストラテジーゲームで事足りるからいらん」


姫「任せて、国の経営なら私ちょちょいのちょいだから」

カズト「タノモシーデスネー、オレは帰る」

姫「王女の権限で門封鎖するわ」

カズト「突き破る」

姫「国際指名手配」

カズト「うわぁ」


姫「私が国を預かるから、カズトは私の横にいるだけでいいよ」

カズト「お断りします」



116

ミナ「雪原かー、寒いなー!!クズリオあっためて」

リオ「できるか!テメェが火つけりゃいいだろう」

ミナ「やーだ、クズリオってば見てわかんないの?燃やすもの無いじゃなーい!あったま悪いー!」

カズト「ナリオを燃やそう」

ミナ「よしきた」

リオ「何言ってやがる、やめろ!!」

レンカ「やめろって、無駄な体力使うなよ」

リオ「ならこの二人をやめさせてくれレンカちゃん」

ミナ「冤罪ー」

リオ「は?」

カズト「あー、魔物出たー。もうめんどいからナリオ行ってこい」

リオ「は??……あーもう!わかったよ!」



117

ユーレア「ナギくーん、呑もう?」

ナギア「……え」

ユーレア「最近ナギくんとお話ししていないからー、お酒の力を使って語り合おうじゃないか友よ!」

ナギア「またどこで覚えてきたんだそのセリフ……。そもそも俺は友じゃ」

ユーレア「細かいこと気にしなーい!ほら、お金は持つから楽しも!」

ナギア「そういう問題じゃ」

ユーレア「一杯」

ナギア「……」

 *

ナギア「あははは!!!いや、待ってマスター!それ面白すぎ!!」

ユーレア「でしょー?もう、ブルハがさぁ!」

ナギア「レザルとか、捨てられた子猫かよ!え?震えてんの?ブルハが拾ってきて「かわいそうだから拾ったんだけど、おうちで飼っていい?」って聞くのか?」

ユーレア「いいよ!」

ナギア「おま、ノリ良すぎだろ!でもだいたい合ってんだよな!あー、もうアイツも伝説作る奴だったか!!」

ユーレア「ナギくんって、お酒呑むと饒舌になるよねー」

ナギア「そうか?これでもいつも通りだぞ?」

ユーレア「うん、面白いからいいけどね!」

ナギア「そういやさ、今日久々にクエストに行ったんだが……」



118

リーリィ「ブルハ!全く、私は貴女の身勝手に何回振り回されればいいのかしら?一緒にパトロールしようと強引に誘ったくせに、私を置いていつの間にかいなくなるなんて!」

ブルハ「あー、ごめん。怖かった?」

リーリィ「こ、怖くなんて……。そもそもリーリィのような可憐な乙女を街中に一人置き去りにするなんて、考えられないわ!」

ブルハ「こりゃうっかり!天才のリーリィなら入り組んだ街の道に迷うことなく帰れると思ったから、大丈夫だと思ったんだけど……無事に再会できてラッキー!」



119

ブルハ「なんか、弟ができたみたいで嬉しい!」

レザル「…………うるさい」

ブルハ「こうなったらあたしの弟を意地でも紹介したくなったから来て!ってか引っ張ってでも連れてく」

レザル「ちょっと……っ!」



120

「お兄様、見てください!」

「お、おう……どうしたの?かわいいね」

「あちらの方がスタイリストしてくださったのです!どうですか……少し大人っぽいでしょう?」

「うん!すごく似合ってるよ!いつもとは少し違う雰囲気で、いいと思う」

「ふふふ、ルゥはお兄様が喜んでくれて嬉しいです!」


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