Note2-2

小ネタ集 2冊目2頁

№61〜№75

 *

61

リオ「……」

レンカ「どうした?そんな宿の前で突っ立って」

リオ「これ、買ってきたんだけど、レンカちゃんにあげる」

レンカ「え?ありがとう!なにこれ」

リオ「……く、燻製肉」

レンカ「…………」

リオ「いや、レンカちゃんに合うのって何かなって考えて、女の子っぽい装飾品より料理に使えるもののが嬉しいかなって思って……」

レンカ「これ美味いよな、料理に使えるから重宝する!……でも一発殴っていい?」

リオ「えっ、なんで!!?」


リオ「…………」(殴られた)

ミナ「やっぱりバカでしょキミ!」

リオ「うるせえ、黙っとけクソガキ」



62

レンカ「恵方巻きロールケーキ作った」

ミナ「わーいやったー!ありがとうレンカ!」

カズト「……」

リオ「なんでロールケーキ?」

レンカ「ミナからの要望で。あとお前生魚食えないだろ?スシは魚あるぜ?」

リオ「そっか、ありがとう」

カズト「……」

ミナ「今年は?」

レンカ「南南東だったっけ?」

リオ「日が沈んだのはこっちだから、ちょうどカズトが向いている方……」

カズト「……ん」

レンカ「よし食うか!って四つ作ったんだが、あと一つは?」

ミナ「あ、もしかして」

カズト「食った」

リオ「ちょ、早すぎだろ!!?」

レンカ「もしかして今黙ってたのは、食ってたからか?」

カズト「ああ」

ミナ「流石カズトー!」

リオ「普段から黙ってるから全然気付かなかった」

レンカ「確かに恵方巻きは黙って食うのが風習だけどな……」

ミナ「よーし!ミナたちも食べよー!」




63

ミナ「雨だー」

レンカ「雷だな、運悪いな」

カズト「これじゃ動けねえな。寝るか」

レンカ「豪雨の中で寝れんのお前だけだからな?」

リオ「ひとまず雨宿りできるところ探さないとな」

ミナ「リオが場を仕切るのやめてくんない?」

リオ「じゃあテメェは雨の中寝てろ!」

レンカ「はいはい」



64

ミナ「レンカって、魔法使えるの?」

レンカ「使えるっちゃ使えるよ、一応。そりゃあミナ程じゃないが」

ミナ「そーなんだー。でも全然使わないよね?」

レンカ「よほどの戦闘じゃないと使わないことにしてるんだよ」

ミナ「切り札的な?」

レンカ「んー、その意味もあるけど、やっぱり補助ぐらいにしか使えないからな」

ミナ「なるほどねー」



65

ミナ「もーヤダ!歩けなーい!」

リオ「うるせえ!だいたいお前奇術師らしからぬほうきに乗って一番楽してるじゃないか!」

ミナ「奇術師はほうき乗っちゃいけないの?」

リオ「そうじゃないけど…」

ミナ「だいたいミナに口答えするなんて何様なの?」

リオ「そういうお前は何様気取りなんだ!」



66

セイム「サキネ、見ててね。おれが勇者になって、サキネを守るからね!」



67

リオ「この命尽きようとも、ボクはボクに従って生きるんだ。魔法が使えなくともボクはお前を倒す」



68

ミナ「ねえレンカ、今日一緒に寝よ!」

レンカ「いいけど、どした急に」

ミナ「一人で寝るのがこわーい!」

レンカ「嘘つけ」

ミナ「……もー、レンカってば遊び心ないなぁ。いいじゃん、せっかくいい宿に泊まってるんだし!」

レンカ「まあ別に構わねえけどさ」

ミナ「やったー!」



69

リオ「呼ばれた気がする」

カズト「幻聴だ」

リオ「即答で否定しないでくれるかな??」

ミナ「あ!!クズリオだ!」

リオ「いきなりひでえ挨拶どうも」

レンカ「テメェらちっとは飯作るの手伝え!」

リオ「ならボクがてつだ」

レンカ「なら森のきのみ拾ってこい」

リオ「……はい」



70

ベル「グルさん何してんのー?」

グル「何って、本読んでる」

ベル「にょははー!その本面白いよねぇ!」

グル「……!?」

ベル「ん?どうしたの?」

グル「い、いや……(今、にょははって笑ったのか?)」



71

レンカ「ったく、どこまでいったんだあの二人は」

リオ「どうせどこかでスライム狩りでもしてんだろ」

レンカ「飯作んねーぞ」

リオ「ははは、まあ、すぐ来るとは思うけどね」

レンカ「ったく……」

リオ「……(あれ?そういえば、今、二人きり……?)」

レンカ「……?どした?」

リオ「えっ、あ、いやっ!!お、おなかすいたね!!?」

レンカ「何どもってんだよ?」

リオ「ななななんでもない!!!」



72

シア「スライムたん愛してる」

カズト「スライムゼリーを食すとかわけわかんねぇからこいつはキチガイ」

シア「褒めないでおくれよ?」

カズト「死ね」


レンカ「よく話進むよなあれ」

リオ「あれ噛み合ってるの?」



73

勇者と姫

「……何してんのお前」

「カズトの家でしょここ?」

「……仮にも一国の姫が脱獄か」

「脱獄って、お城は牢獄なの?」

「お前の中では、そうだろ?」

「そんなことないよー!てか、カズト!せっかくなんだから今日は一緒に寝てもいいのよ!」

「帰れ」

「照れてるの?」

「……」

「やだー!無言で外に追い出そうとしないでー!冗談だよ!」

「……ペンギン王に報告する、もしくは強制転送」

「なんでそんなに返したがるわけ!?カズトも私がいて嬉しいくせに!」

「オーケー強制転送だな、<プーレ>」

「あ、カズ…………」


「やれやれ」



74

リオ「ユイちゃん、強いよね……?」

ユイ「そんなことありませんよ!私はそんなリオさん程戦えるわけじゃないですし……」

ミナ「リオよりよっぽど役に立つよ」

カズト「リオを破門にしてユイを採用するか」

レンカ「数少ないヒーラーだし」

リオ「お前らひでえな!しかもレンカちゃんまで!」



75

ミナ「カズトー、ミナと戦ってよー!」

カズト「やだ」

ミナ「なんでー!」

カズト「めんどい」

ミナ「ミナが強いから?」

カズト「そうだ」

ミナ「えっへへー!でもカズトのが強いでしょ?」

カズト「当然」

ミナ「なら……」

カズト「……。先に領域を作っておく辺りが嫌いだ」

ミナ「……あは、やっぱりバレてた?」

カズト「お前の領域内で勝つのは造作も無いが、骨が折れる。そんなに早死にしたいのなら他を当たれ」

ミナ「ひどーい!カズトー!構ってよー!」

カズト「飼ってる悪魔に食われて死ね」




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