勇カズの小ネタ集

Note 1-1

小ネタ集 1冊目1頁

№01~15

 *

01

アリア「カズトさんって強いんですね!素敵だわ!」

ケイ「ハハハ!まあ、いい練習相手が増えたぜ!」


魔王「ちょっと…君たち談笑してるなら城の掃除手伝ってくれたまえ…。」

姫「魔王!おなかすいたわ!早く今日のおやつを持ってきなさい!」



02

カズト「クズリオ」

リオ「いきなり何っ!?」

カズト「なんかすげーイライラする」

リオ「だからって八つ当たりしないでくれるかな?」

カズト「イライラするから喋んなクズ」

リオ「理不尽!!」



03

カズト「腹減った」

レンカ「あー、今日夕飯無しな」

カズト「…!?」

レンカ「驚くことねえぞ。…昼にバカ食いしたクソ野郎が食料全部食らっちまったからな」

カズト「誰だそのクソ野郎は」

レンカ「今アタシの目の前で腹減りを訴えてる」



04

「サキネ」

「はい、なんですかセイム様」

「俺、勇者になるよ!」

「……はい?」

「だから、俺、勇者になる!サキネのために!」

「そうですか、頑張ってくださいませ」

「つぅめぇたぁいーっ!」

「なれるといいですわね。応援しますわ」

「棒読みー!!」



05

カズト「もう冒険やめようぜ」

レンカ「待てや」

リオ「お姫様はどうなる!?」

カズト「飽きたら帰ってくるだろうし」

ミナ「(しまった姫を殺しておけばずっとカズトといれたのに)」

リオ「…今なにか」

ミナ「何も?」



06

「ねえ」

「はい」

「はあ、やっぱり最高級マシュマロはサイコーだわ!」


「あらー、魔王様またあの小娘にこき使われてますねー!」

「ハハハっ!いつものことだな!うむ!」

「もうヤダ、勇者よ早く来い……」



07

「…魔王様ぁ、なんだか最近勇者の気配をこの世界で感じられないです」

「なんだと?あやつら、死んだのか?」

「…軽々しく、カズトが死んだとか言わないで頂戴?どの口が言っていますのポンコツ魔王」

「いたいいたい!!足踏んでる!ヒール刺さってる!!」

「(平和ですね…)」



08

「レンカ」

「ん?」

「腹減った」

「わーった。今日は何がいい?」

「中華フルコース」

「此処が草原ど真ん中ってことを踏まえて物言えよクズ勇者」


「できたけど」

「フルコース?」

「ふざけんな、悪いがカレーだ」

「…一昨日もカレーだった……」

「文句あるなら食わなくていいぞ」

「オレ今このゲームやってるから忙しい」

「食わなくていいぞ」

「食うわ」


「はあ…、いい加減レトルトカレーから抜け出したい」

「レトルトじゃないんだが、悪かったな」

「レトルトのが美味いわ」

「……いい加減その矛盾した減らず口どうにかしろよ?」

「オレは事実を言ってるだけだ」


「仲いいよねあの二人」

「むぐぐ…羨ましい…!」



09

カズト「お前ホント胸無いよな」

レンカ「沈められてーのか?」

リオ「でもレンカちゃんはそれがい…

レンカ「お前うるせーから黙ってろよカス!!」



10

カズト「…お前さ、あの暴力女のどこがいいの?」

リオ「暴力女って…レンカちゃんのことかい?失礼だなカズト、レンカちゃんは素晴らしい女性だよ!」

カズト「まな板じゃん」

リオ「まな板だけど…!でも彼女の魅力はそれだけじゃない!あの知性溢れる吸い込まれそうな瞳!艷やかな髪を結い上げる仕草!彼女の作る料理は何より素晴らしい!そして何より彼女の心の底からの優しさと僅かに見せる女性らしさ!そこに責任感を帯びたさっぱりした性格だからこそ、彼女らしく美しいんだ!」

カズト「料理以外魅力を感じないが」

リオ「お前は冷たい!何故こんなにある彼女の魅力に気付かないんだ!バカか、バカなのか?!」

カズト「そこまで他人について語れるお前のが気持ち悪い」

リオ「なんだと!?人に聞いといてその態度はなんだ!?」

カズト「語れとは言ってない。あいつをそもそも女として見てる辺り怪奇」

リオ「レンカちゃんはれっきとした女性だろうが!!確かに胸の辺りにある厚みは無いけどでも!」


レンカ「…胸が、なんだって??」

リオ「レンカちゃん!!?いや、これは、その、カズトが…って居ねえし!!ちょ、待っ、勘違い!」

レンカ「覚悟できてんだろ?歯ぁ食いしばれ」



11

カズト「……これは?」

ミナ「スープ?」

レンカ「ガスパチョ、ってんだ。まあ野菜スープ?こないだ寄った街で出してたもんを少し参考にした。暑いからな、冷たくても栄養取れるようにって思って」

カズト「……いただきます」

リオ「お前はとりあえず食うんだな」

ミナ「野菜……トマトも入ってんの?」

レンカ「ドライだけどな。食えよ?」

ミナ「……」

レンカ「……そんなにいやならバゲットだけ食えばいい。だけど口にしないで拒否するのは許さねぇ」

ミナ「むう……」

リオ「へえ、結構野菜の味が強いんだね。でもおいしいなこれ……」

レンカ「そうだな。味付けはシンブルで、少しスパイスを加えたぐらいだからな」

リオ「このさっぱりしているのがいいな。……結構好きかも」

レンカ「そうか、意外だな。アンタのことだからもっと味の強いのが好みかと思ったんだけど」

リオ「んー、案外スパイシーなのは好きなのかもしれないな」

レンカ「そっか、じゃあレパートリー増やしとくか」

ミナ「…気に食わない」

カズト「酸味が強いな。本来はトマトの甘みと酸味を使うところをドライトマトを使ったから、酢を多めに入れたのか?」

レンカ「ご明察だなぁ。相変わらず口は達者だな腐れ勇者。そりゃ新鮮な野菜使えたら使ってるっつの」

リオ「(毎度のことながら、空なんだよなカズト……)」

ミナ「……一口飲んだ。これでいいでしょ?」

レンカ「おう、半分飲んだな」

ミナ「……レンカに免じて飲んであげたのよ」

レンカ「はいはい」

カズト「……」(無言でミナのお皿を奪う)

ミナ「えっ?」

カズト「……」(無言でお皿を空にする)

レンカ「(何も言わずにおかわりしやがった)」

ミナ「カ、カズト!?ちょ……ちょっと!ミナの!」

カズト「残すんだろ?」

ミナ「うっ……」

リオ「……お前はもっと空気を読めよ」

カズト「んなもん知らね」

ミナ「クズリオは!黙ってなさいよこのクズ!ポンコツ!!空気を読むのはキミの方よこのトンチンカン!!」

リオ「なんでボクばかりそんなに言われるんだよ!悪いことしたか?」

レンカ「あーうっせ……。静かに食えよ……」



12

ミナ「ナリオってば煙草吸うの?ありえな」

リオ「第一声がそれかよ。…ボクの勝手だろ?」

ミナ「ミナ、煙草嫌いなんだよね!」

リオ「お前の好みなんて知るかよ!それにボクは確かに吸うけどそこまでニコチンに飢えてないぞ」

ミナ「バカみたい!」



13

リオ「クッソ、世の中バレンタインだからって浮かれやがって…!」

カズト「…………あ?バレンタイン?」

リオ「バレンタイン!女子からチョコもらうことこそモテ男のステータス!」

カズト「そうか、だからか…」

リオ「何が」

カズト「さっき町歩いてたらチョコくれた」

リオ「なんだと!!?」


リオ「ふ…、でもどうせ一個だろ!義理だ!」

カズト「バレンタインというイベントに乗じてなのか、来た町が悪かったのか、告白してきたのが11人、義理本命合わせて…いくつだったか」

リオ「な、なんでだよ!!!!クソッ!!」


リオ「ボクはいつも思うんだけど、なんでお前みたいな奴がモテるんだ!?世の中おかしい!理不尽だ!どう考えてもボクのがかっこいいだろ!!」

カズト「ナリオ………世の中顔だろ」

リオ「悟り顔でそれ言うのやめてくんない!!?しかもナリオって呼ぶんじゃねー!!」



14

ミナ「レンカ、チョコあげた?」

レンカ「なんで?」

ミナ「だってバレンタインだよ!」

レンカ「そっかバレンタインか。あげてねーな」

ミナ「ミナは勿論カズトにあげるのよ!」

レンカ「そうか、そりゃ良かったな」

ミナ「レンカはカズトにあげないの?」

レンカ「なんでわざわざあげないといけないんだ?まあ、くれって言われたら作るけどよ」

ミナ「もうっ!レンカってば重要な部分で女子力無い!」

レンカ「いらなくね?女子力なんて」



15

レンカ「お前ら仲良いって」

リオ「ふざけんなああ!!誰がこんなクソガキなんかと!!」

ミナ「ありえない。何それミナに対する侮蔑?」

リオ「それはこっちのセリフだ!!」



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