『スプリンクラー』読了しました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886688611/episodes/1177354054886688710

著作:八ヶ岳南アルプス様


 藤尾は、スプリンクラーが奇妙な音を出すのを止めようとして、お約束のイベントをしでかしてしまいます。その様子を、佐伯に一部始終見られていた事から物語が膨らみます。 

 二人の初々しさが眩しくて、読了後に思わず「青春だー!!」と叫んでしまいました。

 丁寧かつ過不足のない描写から、二人の人柄や行動が生き生きと表現されていて、素晴らしい物語となっています。美しい情景も物語を引き立てます。数ある短編の中で、抜きん出ている印象を受けました。


 私の好みもありますが、短編として滅多に見ない名作だと感じました。こういった青春ものは短編で表現しやすい反面、インパクトが不足しがちなのですが、御作はきれいな形で『眩しく輝く青春』として心に残るを演出しております。

 人によっては突飛なアイディアやオリジナリティを求めるかもしれませんが、こういった直球も貴重です。ごちそうさまでした!


 的外れな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

 これからも執筆を頑張ってください!

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