『楽園の手』読了しました。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886893836/episodes/1177354054886893843

著作:GB(那識あきら)様


 冒頭一文から度肝を抜かれました。

 手を収穫するとは何の比喩かと思ったら、本当に手を収穫していました。読んでみないと何を言っているのか分からないと思いますが、一読すれば分かります。

 手に関する生々しい描写も見ものです。神秘的であり不気味しかったです。この作品を読んでから、他人の手を観察する習慣が付きました。

 主人公が楽園の住民になる事ができた理由も、唸らされます。衝撃的です。

 完成度が非常に高い作品でした。


 好みが分かれるテーマだと思いますが、突き抜けたものを持っている作品は貴重です。読後に何故かみずみずしい果物(みかんなど)を食べれなくなりましたが、貴重な作品に触れたと感じます。

 万人向けを目指すより、コアなファンを惹きつけ続ける作風だとお見受けしました。テーマをとことん活かす事に全力を注ぐ姿勢を見習いたいです。


 的はずれな事を申し上げたかもしれません。参考になれば幸いです。

 これからも執筆を頑張ってください!

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