第十五・五話 ゴルドバの塔、補足と見取り図

ゴルドバの塔


 十メートル弱の高台に建つ、高さ四十メートル程の物見の塔。

 その昔、トルニア王国とスフミ王国がこの地を奪い合っていた時にトルニア王国によって作られたゴルドバ城塞の物見櫓だった。その後、両国の間で終戦協定が結ばれこの地を国境と定めた際に指標として物見の塔のみを残して城塞を取り壊した。その名残である。


 二階の兵士休憩所、多目的ホールを持ち、その上部に直径十五メートルの円形塔を持つ構造。最上部には見張りの屋上があり、そこからの眺めは素晴らしい限りである。



これは二つのパーティーに渡された見取り図である。

【小説家になろう、ではこの場所にゴルドバの塔の見取り図が張り付けられています。見たい方は小説家になろうでご覧ください】

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