花が花である時に
「この時をずっと待っていたんだ」
男の言葉に、少女は笑う。今日、乙女の印が表れた。
真実、今が彼女の最高の美。
花は花であるうちに摘め、というのが男の口癖であり、生き方だった。少女にはそんな男が全て。
今こそ少女は男の前に咲き誇る美の花。
そして二人は同時に毒杯を呷る。
~*~
#1tweet小説 と #リプきたセリフで一シーン書く のコラボ第3弾でした。
お題は、冬月さまより、
「この時をずっと待っていたんだ」です。
刹那の耽美をうまく表現したいな、と思いながら書きました。
いかがでしょうか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます