《[登場人物紹介⑬(魔界の住民 その1)]》
☆〈氷の要塞〉クリスモンヅ
魔族最強の七体【地獄の門】の氷の闘士。魔王の依り代であるコーテナを回収するために臣下と共に進軍した一国の女王。
最強の七体と言われるだけあり、氷点下の魔術を駆使する。誇りであるのか分からないが、自身が地獄の門であり、女王であることを常に口にしている。
アタリスと交戦し、敗北。塵も残さず消滅した。
話によれば、当時の戦争にいた氷の闘士は精霊皇の手によって滅ぼされており、クリスモンヅは新しい代の氷の闘士として選ばれた魔族であったため、まだその歴は浅かったとされている。
魔界でも相当な力を持つ魔族であったそうだ。
<完全体>
魔力を解放し、より獣としての姿に変貌した姿。
体の下半身が氷のオブジェのようなもので覆われ、体も氷の鎧で覆われている。その姿はさながら、女王の玉座そのものと言うべきか。周囲にするものすべてを氷漬けにするほどの冷気を放つ。
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☆ィユー
クリスモンヅの配下であり、魔人化計画を企てたウィグマを裏で操っていた張本人。普段は人間世界に溶け込むため、人の姿をしている。
数体の魔族を飼っており、会話が出来ずとも意思疎通が出来る。人間は勿論、人間に懐いている魔物の片割れ、そして半魔族を毛嫌いしている。
<完全体>
ペットであった狼よりも、更に巨大なオオカミの魔物。人間一人なら丸のみ出来てしまうほどのサイズである。
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☆ゲッタ
クリスモンヅの配下であり、ィユーと共にファルザローブで行動。普段は人間の姿に化け、アルカドアにて虫の生態を調べる研究員に成りすましていた。
人間と言う生き物を酷く小馬鹿にしており、虫に劣る下等生物とまで過少評価している。体の中には数万体の虫を潜めているようだ。
<完全体>
羽虫のような手足、背中には蜘蛛のような足が六本にトンボのような羽。
あらゆる害虫を合体させたような巨大な蟲の魔物である。体から、猛毒に近い異臭を放つ。
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☆サーフェイス
殴り合い、殺し合いを趣味とする魔族であり、クリスモンヅの配下。ィユー達とは別行動で、ファルザローブの裏で暗躍していたとされる。
鋼鉄な肉体を活かし、数多くの戦士を葬った。
他のメンツと違い、魔族としての姿を常に晒している。すなわち、初っ端から全力だったというわけである。
話によれば、兄がいるようだ。
しかし、その兄はサーフェイスのように殺し合いを楽しむのではなく、ただ”一方的な殺戮”を良しとするらしい。趣味が合わず、ここ数年は口すら聞いていない。会ってもいないらしいため、お互い生きてるかどうかすら分からないらしい。
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