最弱付与術師、最強武術家への道!

作者 佐城 明

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★★★ Excellent!!!

落ちこぼれでなくなったあとは、ただひたすらに意思の比べ合い。インフレします。最後は哲学的なものに昇華しても良かったのかもしれませんが、格闘へのこだわりを貫いてくれました。人じゃなくなってからは蛇足感もあり好みが分かれるかと。私は最期まで楽しんで読めました!

★★★ Excellent!!!

武術の名門に生まれたにも関わらず、「気」を扱うことができず勘当されたカナト。仕方なく王立学園に入学するも他の生徒が様々な魔術を使いこなす中、彼に使えるのは大変使い勝手の悪い付与魔術のみ。周囲からは笑いものとなり結局ここでも落ちこぼれてしまう……。

しかし、そんな状況になっても決して腐らないのがカナトの良いところだ。自身の才能の有無など気にせず激しい修行に挑み、肉体を限界まで痛めつけた末ついにある極意に開眼する。

ここでどんな相手でも倒せる万能の力を得たなら話は早いのだが、そう上手くは進まない。彼が手に入れた力はだいぶ制限のかかった非常に扱いづらいもので、単純な身体能力は依然周囲の生徒の方が強いままだ。しかし、ここに彼が長年鍛え続けた武術が組み合わさることで、彼は学園最強の戦士となる!

かくして始まるカナトの下剋上。物語が進むにつれ登場する敵もどんどんインフレし、最終的には思わぬ相手も登場するが、どんなに壮大な戦いであろうとも骨子となるのはあくまで武術の理。ファンタジーと武術を組み合わせた独特な物語をお楽しみください。

(「拳で全てを乗り越える!」4選/文=柿崎 憲)

★★★ Excellent!!!

主人公には才能がありません。そして努力でカバーしようとしても、その望みは叶いません。

しかし、そんな彼にも全く才能がないわけではありません。多くの人に理解不可能な、ある「特別な才能」が存在します。

あまり書くとネタバレになってしまいますので割愛致しますが、それをきっかけに強くなっていく。それは本人の努力もあるのですが、もっとも重要なのはそれを結実させる才能・・・ではなく「きっかけ」ではないでしょうか?

本作の「きっかけ」は主人公の力を見抜いたヒロインです。

もし仮にあなたが「努力しても報われない」「才能がないから無理」と思っていた場合、あなたに必要なのは努力でも才能でもない、彼女の存在のようなものが一つのきっかけなのかもしれません。

そんな「きっかけ」で成長していく主人公は、きっと今のあなたの成長にも力を添えてくれるのではないでしょうか。

★★★ Excellent!!!

まず、読みやすい!文章も、話の進み方も。そして話の焦点のピントが決して外れることがなく、シンプルなテーマをひたすら、掘り下げていくというスタイル。これから話が広がっていきそうですが、それが強さだけを追い求めていた主人公にどういう変化をもたらしていくのか!!ネタバレになってないよね?