夢の中を彷徨いながらのんびりと一次創作するアカウント。 漢字変換が大変なので、コウとお気軽に呼んでくだされば。 SFとかFTとか和風とかにほいほいされて、自分…
短篇のお手本のようなSFです。
物語は粛々と進みます。けれど不意にこちらを圧倒する“手”の描写!“手”の美しさとグロテスクさを自覚させられ、そのぐらぐらした気持ちのまま最後まで引っ張られてしまいました。
収穫できる奇妙な手から始まる、独特な世界観。SF好きな自分にとって惹かれる冒頭でした。「手」についての描写も繊細で、まるで実際に触っているかのような感覚を得ました。オチもSFらしく、非常に好み…続きを読む
下層民の「僕」はある日、クレバスに迷い込んだ。クレバスの中からは危険な獣が現れるのが常だが、「僕」が訪れた世界は、「僕」だけの楽園だった。その世界で、「今日も僕は、手、を収穫する」始ま…続きを読む
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