2019年 2月 まとめ

 書くよりも断然読むに比重を置いた月だった。

 twitterでちょいと募集したらあっという間に集まるんだからすごいね。


 今月は読んだ作品がかなり多いのでカテゴリ分けの説明を。

 カクヨムコンテスト4に参加していた作品は連載中、完結済み含めてコンテスト参加作品として紹介。

 その他のコンテスト参加作品と、コンテスト無関係の作品は連載作品、完結作品に分けています。

 読んだ範囲を書いていな作品はすべて読了させていただいたものです。


カクヨムコン4 長編部門 38作品

カクヨムコン4 短編部門 14作品

連載作品 16作品

完結作品 9作品



カク

 「どりぃむ☆IN☆ドリーム」

  伝えるつもり、なかったのに


 極めし者設定集「キワモノと呼ばないで」

 セルフパロ「戦士たちの休日」(改稿)


 摩天楼の翳 番外編集 「翳を成す光と闇」

 「戻らぬ日々、帰らぬ心」(改稿)


 うちよそ「扉よ扉」

 「最近は嫉妬が流行りなのか」


更新

 「どりぃむ☆IN☆ドリーム」

 思いもよらないことだらけ から 壮絶勘違い

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887609022

 ハルトと女性の会話に、愛良ショック!



 極めし者設定集「キワモノと呼ばないで」

 セルフパロ「戦士たちの休日」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883599249

 一人称複数視点で語られるそれぞれの休日(一部休日でない人もいるが(笑))。



 摩天楼の翳 番外編集 「翳を成す光と闇」

 「戻らぬ日々、帰らぬ心」

 10 いつも無理ばかりするのね

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887386329

 婚約披露パーティが近づき、リカルドは不安をぬぐい切れない。



ヨム

・カクヨムコン4 長編部門

 「たとえこの身が灰になったとしても、俺は何度でも君に愛を誓うだろう。」 ayane さん

 【下巻 Endless love】 108 から 200

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884904273

 最後まで読み終えた。

 戦国ミステリーとホラーな内容から、またタイムスリップを経て……。

 見事なタイムリープものにして、二人の愛の深さを楽しませてもらった。



 「ミサキ~四つの御魂と縁の言霊~」 結葉 天樹 さん

 第四章「渇愛の奇魂」 第47話 四つの御魂 から 第56話 その名を継ぐ者

 終章「縁の言霊」 第57話 先へ進む言葉 から 最終話 縁の言霊

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887360511

 完結、おめでとうございます! お疲れ様でした。

 海斗が選ぶ相手にも注目して読んでいたのだが、あの展開は意外だった。が、収まるところに収まってよかった。



 「星守の陰陽師」 瀬戸晴海 さん

 星凪ぐ、天獣の道 から かすみ星、六と七の導

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885159292

 完結お疲れ様でした! 最後の最後で連載に追いついてリアルタイムで最終回が読めてよかった。

 時彦と守、泰時の関係がとてもよかった。



 「属性は何を選択すればお嫁さんにしてくれますか?」 ふりすくん さん

 奴の名は。 から 自己紹介の時間のこと

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886554386

 うん、1話でひいた(笑)。もうちょっとだけ読んでみようか。



 「ファントム・ヘヴン」 七緒亜美 さん

 <HEAD> Dive :01 </HEAD> DINER 666 から <CODE> Dive :03 </CODE> アナーキー☆セブン

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886515670

 時代が進んでも、技術、技能が発達しても、人の抱える悩みは変わらないものも多い。

 ところどころユニークなやり取りもあって面白いし、主人公のこれまでとこれからにも興味がそそられる。



 「薔薇の令嬢と守護騎士の福音歌(ゴスペル)」 ももち ちくわ さん

 第1章:オベール家の娘

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887605861

 名前が犬と犬関連由来なのにクスっとさせられる。

 文章は読みやすいが、物語の進行がわたしのテンポとは合わない。

 「誓約」と「制約」など、題材は面白いと思った。

 転落からの(恐らく)ハッピーエンドがお好きな方は読んでみては。



 「怪物狩りの転生者 ‐転生したら怪物と戦うことになった‐」 あかさや さん

 第1部 平行世界の街で戦うことになりました 1章 白い部屋から告げられる物語

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887451485

 殺されてしまったが魂が消滅する前の主人公が神から戦うことを命ぜられる。拒絶すれば死ぬ。

 ありがちな転生ものの設定だが、戦う相手が黒いモザイクとは思わなかった。

 続きを読めばモザイクが晴れるのかな? 晴れたらSAN値なくなりそうな気もするが(CoCかw)。

 1章で、転生するまでが丁寧に描かれている。戦いはこの後だ。



 「Eudaemonics ─四千年の泡沫で君ヲ想フ─」 社 登玄 さん

 序幕 から 《幕間》 浅間龍我という男・後編

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887236172

 無差別爆破テロを生き残った、モノノケやあやかしが見える少女は平和に暮らしていた。

 が、テロ事件から10年後、再び「事件」に巻き込まれ、今度は記憶を失ってしまう。

 燈を取り巻く状況が少しずつ判ってきたが、記憶を取り戻すのが果たして彼女のためなのか。

 とにかくモノノケ達がかわいい。



 「ワールズエンド・カーニバルシティ」 緑茶 さん

 第1章 ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル #2 突然炎のごとく まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884797493

 『天震』によって街が天と地に分けられ、地上が人外魔境と化したロサンゼルスを舞台に繰り広げられる、ちょっと変わった日常。

 人から変異した者たちが闊歩し、ドンパチが日常茶飯事(これは元からかw)なダウンタウンで、シャーリーは友人エスタを探し出せるのか?

 とにかくハチャメチャ、理不尽、バトル。そんな感じの作品が好きな方におすすめ。



 「薄明」 仙崎愁 さん

 第4話 disturbed まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887774069

 自堕落を抜け出したい大学生の話。

 序盤では、とにかく鬱々としている主人公が描かれている。そこから脱したいと思っているのだからとにかく鬱々している。

 作品紹介だとさらに泥沼らしい。そういうのを読み切ってからの展開に期待。



 「婚約破棄から始めるヨーロッパ周遊旅行」 高岡未来 さん

 ドイツ11 まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887843605

 ドイツ編を読了。

 個人的な好みの話で言えば、わたしは勘助っぽい駿人はどちらかというと嫌いだ。

 沙綾も迷惑そうにしているが、ここからどんどん見直す展開になっていくのだろうな。

 幼馴染にして勝手な婚約、男がそれをよしとしているが女性は気乗りしない。というシチュエーション好きにはたまらないだろうなぁ。



 「ヴァンパイアらばぁあ!」 巴 遊夜 さん

 第一章……出会いは突然に

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887641611

 中性的な顔立ち故にボクっ子になった茜が吸血鬼と出会う。お人よしで警戒心の薄い茜は怪我をしている吸血鬼に自分の血を分け与えた。

 茜のまっすぐなところが好感が持てる。そりゃアデルも気にかけるよね。

 いろいろと吸血鬼ものを読むが、相手の血を飲んでも相手に影響がないタイプは少数派かな。



 「五人五色と20歳高校生」 おざおざ さん

 第7話 氷のお嬢様は月明かりの下で まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888246120

 事務員としてお金持ちが通う高校に行くはずが、なぜか生徒として通うことに! そんなハチャメチャな! でも面白いからOK。

 生徒会の5人に嫌われてしまったが、これから少しずつ距離が詰まるのだろう。どうやって仲良くなっていくのか、楽しみだ。



 「Sixth-sense of Wonder / シックスセンス・オブ・ワンダー」 沃懸濾過 さん

 第1章 - 大穴の上半身 から 第3章 - 儕輩の勧誘

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887717084

 超常現象に巻き込まれ、しかしその記憶はあいまいだった少女が、力を得て仲間と共に戦う話。

 他人を守りたい、と力を使うことを決意するルナと仲間たちのこれからの戦いに期待大。

 そして敵方のイガルタ。3章で姿を見せるが、不気味だ。



 「豊穣の白き翼」 青猫海葉 さん

 幸運のお守り から 予兆

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887089488

 現在が「旧時代」と呼ばれるほど未来の世界。氷河期の災厄から生き延びた人々は高度な文明を持たずにつつましく、というよりは貧困に近い生活を送っている、はずだった。

 とある領主が買った「幸運のお守り」には、旧時代を生きていた女性の魂が宿っていた。

 女嫌いの領主が、女性の声に助けられて、やがて頼りにしていく。面白い展開だ。



 「底辺奴隷の逆襲譚」 ふみくん さん

 第1章 奴隷編 第16話 魔族の奴隷⑦ まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885689650

 現代社会で底辺の主人公が異世界転生してさらに底辺へ。いわゆる成り上がりものだ。

 拷問により「普通の」精神がマヒしてしまった主人公は、どんな手を使ってでも自分と大切な人を守ろうとする。

 しかし世界は、状況は、恐ろしく過酷だ。

 上がっては落ち、また這い上がるの展開が好きな方におすすめ。



 「アリス イン アンダーグラウンド」  @toshiyo-f さん

 プロローグ ④彼女の事情 まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882055601

 訳アリな少女とちょっとした逃走。

 普通、わけわからない恰好した女の子にここまで親切にしないよね、とか言い出したらたいていの「拾い者」系小説が始まらないのはお約束(笑)。



 「未来恋愛コーディネーター ~押しかけ娘はキューピッド!?~」 築家遊依那 さん

 娘(?)がやってきた まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886953803

 両親の離婚の危機に娘が行動を起こした。天使の力を借りて過去へ飛び、両親をくっつけよう、という誓約だ。

 パパである凜太郎には大きなトラブル、あるいはトラウマがあるようだが。

 シリアスな事情を抱えながらもコミカルなやり取りもあって、これから娘と始める嫁探しも楽しそうだ。



 「【THE TRANSCEND-MEN】 ー超越せし者達ー」 タツマゲドン さん

 First まで拝読 設定集は未読

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885661224

 謎の施設から逃げ出そうとする少年は失敗して捕らえられる。同時刻、外から侵入者が。

 序盤では、見事なアクションが展開され、謎も相まって、続きが気になる導入だ。



 「ペイン ――痛みと呼ばれた少女――」 トリジコンドット(旧じゃすかる) さん

 第二話 一悶着 まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886671307

 凄腕の少女殺し屋、……しかし常識なさすぎるだろう。よくこれで作戦に放り出したな上司よ(笑)。



 「カネサダを北極星へ向けろ」 梧桐 彰 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054883558979

 奇病に侵された人たちがゾンビ化する。主人公は幼馴染を助けるく、それらと戦っていく。

 ざっくりとしたあらすじだとこうなるのだが、そんな一言で済まされないドラマがある。

 生きるとは、戦うとは、人を思うとは。

 様々なことをしっかりと考えさせてくれる作品だ。



 「星よ きいてくれ」 陸一 じゅん さん

 第一節【魔法使いサリーと灼銅の魔人】 (登場人物、世界観は未読)

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886015668

 重厚な世界観のダークファンタジー。最初の2話は比較的軽快なノリだったが、場面が変わってからのアルヴィンの事情が重い。

 ここからアルヴィンはサリヴァンと出会うのだろうか。



 「野に咲き 虹に恋う」 かみたか さち さん

 虹を追って another side(3) から エピローグ 『藤紫』にて

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887032015

 完結お疲れ様です。おめでとうございます。

 いろんな意味で、あぁーっとなったラスト3話でした。



 「終の隨に竜は哭く」 えむ/ぺどろ さん

 壱・氷解にて まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885873479

 不治の病に侵された男フェイと竜を狩る女が出会う。

 フェイは病を克服することができるのか。

 手に汗握る竜とのバトルが見ものです。



 「S.Z.A―第2課勇者係」 黄金ばっど さん

 第5話 ツルギ警察署ー遺体安置所 まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886430744

 ミュータントなどファンタジックな生物が人類の敵として出現してしまうようになった日本で、BHと呼ばれる者がそれらを排除、管理する物語。

 世界観としては結構大変っぽいのだが、主人公アサヒの性格を表すかのように結構のんびりと物語が進んでいる。

 一つ懸念を抱えながら、次はいよいよゴブリン捜索、退治となっていくようだ。

 ……ゴブリンか。ゴブリンなら殺す、と某スレイヤーさんを思い出しながら読んでしまった。アサヒ、ソロで活動するし。



 「グリム・ロッジの妖精騎士」 雪菜 さん

 第一章 黄昏と狼の咏 序曲 妖精のオークション まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886686296

 金さえ払えば危険な仕事をこなす組織に属するソラと、彼のパートナーである妖精リリア。

 序盤では別々に仕事をしてそれぞれの立場を明らかにしている。

 ちょっとキザ(とわたしは感じたw)なソラと、まっすぐなリリアのコンビがほほえましい。



 「田舎の電車は1時間に1本だから」 直木和爺 さん

 第1章 出会いとはじまり 第14話 お盆のランドは意外に混んでいない 下 まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887838475

 陽介は補習なのに電車に乗り遅れた。そこから始まる物語。

 雪芽、陽介、晴奈。相手を変えてのやり取りが面白い。

 作品紹介だとどうやらここから波乱のようで、続きを読むのが楽しみだ。



 「魔法少女になれたなら」 くらはしみく さん

 第3話 魔法の扱い方 まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888039456

 魔法のステッキに魔法少女にされた結衣。戦った相手とお友達になり、魔法の特訓もする。

 魔法少女者の王道を行く。

 ステッキ「ガーネット」とのやり取りもコミカルだ。



 「事あるときは幽霊の足をいただく!」 北大路 夜明 さん

 第1章 オカルト生活は突然に から 第2章 守護霊を解放せよ

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884149413

 遅刻、赤点、居眠り常習犯の真にだけ見える謎の男。身の危険を感じるがなにせ彼にしか見えないので誰も信じてくれない。さぁどうする。

 怨霊の正体は2章を読んでいる途中で気が付いたけれど、現れた動機までは読めなかった。



 「浮遊する僕らと要塞のファンタジア」 成井露丸 さん

 第一章 国境のナジェール山脈 まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887414439

 不可侵条約を破った帝国が空中要塞で攻めてきた。国境に接する村に住む少年カイトは、空中要塞から飛び降りた少女を助けた。彼女は帝国の重要人物だと言い、早速追手がやってくる。

 なんて王道! けれど作者のオリジナリティがそこここにちりばめられている。

 お約束な作品というのは安定感があっていいものだ。



 「不思議研の影部長」 C-take さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884613238

 私立高校、七咲学園には七不思議が実在する。学園七不思議研究部はその不思議の研究、公表を行っている。その部員たちこそ、七不思議そのものだった!

 人知れず暗躍する彼らは個性的で、部活の目安箱を通じての生徒、教師とのやり取りがとても面白い。

 霊達の小さなエピソードを集めたのかと思っていたら、大きなストーリーがあった。

 とにかく久遠がたくましい。そして愛を知った上の別れのシーンは、直前の彩音のエピソード含めて感動した。



 「Desire/Disaster」 雪本つぐみ さん

 第一幕 《幕間》 浅間龍我という男・後編 まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885814119

 事故により家族を失った麻里亜の日常に変化が訪れつつある。

 自称悪魔のお誘いだったり、古なじみの探偵の変死体(と見せかけて……)だったり。

 非現実と、現実でのちょっとずつの歪みが、いずれ一つに合わさってくるのだろうか。



 「外道魔術師の花嫁創造計画」 七四六明 さん

 外道魔術師と橙髪の少女 まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887103622

 一見ただ冷たいだけの博士は、生と死、人の感情や愛について深い考えを持っていそうだ。

 オレンジがこれからどうなっていくのだろう。



 「綾樫町ばけねこ綺譚」 荷葉詩織 さん

 番外:「そうでなきゃだめだ、と彼は言う。それでもいいよ、と彼女は笑う」 から 番外:黄昏ショコラ

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887311869

 番外編って好きなのよ。

 最新話では佐宮の反応ももちろんだがレイコのツンデレっぷりが楽しめた回だった。



 「creAte!」 蒼風 さん

 Ⅰ.表向きは完璧美少女―久遠寺文音― まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887651852

 小説創作のハウツー本に正反対の感想を持った天城と久遠寺。本に影響を受けて書いた久遠寺の小説を天城はこき下ろし、しかしいいところもあると言う。自分と組んで作品を作ろうと提案するが、久遠寺は突っぱねた。

 ……そりゃあんな言い草だと断るわな(笑)。



 「ぼっちのおれが幼馴染の美少女とラブコメしている件。」 あすか さん

 1章 せめてもの恩返し

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882374120

 父親の急な海外出張の影響で、幼馴染の女の子の家に同居することになった主人公。

 いろいろとお約束満載だ。



 「ボクとミカン」 @賞 さん

 第1話 出会い まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886372185

 留年決定の悲劇に見舞われたケイは、気晴らしに出かけた先で訳あり少女と出会う。

 おなかが減ったと倒れた彼女を自宅に連れ帰り……。

 親目線で読むとけしからん(笑)シチュエーションだ。



 「white minds」 藍間真珠 さん

 第一部 第五章 打ち崩された平穏 第1話 から 第8話

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884009453

 リシヤの森の結界を修復するように言われた神技隊だが、なかなか前途多難のようだ。



・カクヨムコン4 短編部門

 「ユリシーズ・ミッチェル中尉の告白」  人形使い さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887426682

 長い時間をかけて形作られた言語には、力が宿っている。言霊という言葉がずっと残っていることを、わたし達はもう少し意識した方がいい、というメッセージに受け取れた。



 「ある文字修理人の手記」 阿部 梅吉(うめきち) さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888201960

 十年ぐらい前にいくら「治し」ても治らない文字の精霊がいたなぁ、とふと思い出した。

 かの人は今も文章つづってるのかな。

 ともかく、誤字っていろんなところに潜んでいるから大変だよね。



 「いらない雄ヒヨコを珍味にしてみる方法」 トファナ水 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888176491

 大学の学園祭の出し物を考えることになった「酒類愛好会」所属の主人公が「死胎蛋スータイタン」に着目した。

 単なる学園祭の出し物の話にとどまらず社会問題にも触れていて、感心しながら読んでいたら。

 これ、受け取らないとヤバいやつや!!(笑)



 「春に咲く、那知さんは色づく世界を作りだす」 葦ノ原 斎巴

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888193924

 清掃ボランディアにかり出された、ちょっと陰気なハルと、ひたすらまっすぐな委員長、那智は清掃の途中で捨てられた子犬を見つけて……。

 火ばさみって使いたくなるよね、なぜか。



 「新幹線」 川山キリン さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888358895

 偶然あった少女と数時間、新幹線で旅をする。

 そこになにか奇抜な事件が起こるわけでもなく、日常の一コマを切り取ったという感じだ。

 主人公があれこれ考えているのが面白い。結構想像力豊かだ。



 「DiNNER」 片宮 椋楽 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887217160

 夫婦で他愛のない話をしながら思い出の料理を作って食べる。

 しかし、わたしは彼らの会話に違和間を覚えた。夫婦というより知り合いぐらいの距離感だ、と。

 彼らの選択を見て、ある意味、感じたのは間違ってなかったのかなと思った。



 「天国岩の風に吹かれて」 とさか さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888178720

 人より老化が遅い病気にかかった男と、過去からやってきたという女。

 男は女に思い出を語る。

 大切な人を見送らねばならないのはつらい。



 「〇〇フレンド」 二人乗り観覧車 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887894148

 自分を振った女の子、しかもすでに彼氏持ちなのに、なぜか誘惑するような態度をとってくる。

 断り切れないのをもどかしいと思いながらも喜んでいる主人公。

 あー、あるあるこういう関係。



 「黒い太陽」 飛鳥る さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887596732

 ホラー掌編集。

 超常現象よりはどちらかというに人の闇の方が怖い。



 「コンビニの妖精」 橘ささみ さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888193439

 オレっこなコンビニの妖精さん。かわいいと思うだろう? 実は……。



 「異常の信仰」 冬場蚕 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888152373

 彼と彼女の思いの違い、と思いきや。



 「虚像の国のアリス」 菱河一色 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887664385

 主人公はアリス症候群。時々、生き物がありえない大きさに見えてしまう。

 誰とも共感できない症状に変化が現れたのは、見え方は違えど同じくアリス症候群の男子生徒との会話だった。しかし……。

 安堵からの恐怖。見事だった。まだ背中がゾクゾクする。



 「陽だまりColors」 夜月 祈 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887720847

 毎日いじめにあう少女に差し伸べられた手。

 現実ではこんな劇的な変化はなかなか望めないが、いじめらている人達に救いがあればいいと思う。



 「花、落つる」 比紗由 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888375690

 道場主の娘を優勝した男と結婚させる。「優勝商品」となってしまった百合は憤りながらも試合を見つめる。

 以前に一度拝読させていただいていた作品だが、改めて読むとまた感動する。いい作品とはそういうものだ。



・連載作品

 「ぱらいそ・ヴァンパイア」 千石綾子 さん

 第23話 もう一人の仲間 から 第25話 親心か老婆心か

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884102677

 うほっ、いい女っ! からの、うほっ、いい戦闘!

 そしてミハイラは……、ほほ~ぅ(笑)。



 「蒼き太陽の詩」 SHASHA さん

 第12章 第24話 僕の正解 から 第25話 アルヤ王国の長い冬が始まった

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054880272951

 激動の12章が完結。いろいろと悲しかったり衝撃的だったりで更新が楽しみだった。

 次の章に大いに期待です。



 「勇者による召喚勇者救出大作戦」 ちかえ さん

 第2章 魔王の妃として 第9話 愚かで弱い王 から 第12話 解術への道

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886709259

 レイカとオイヴァのお砂糖っぷりが、もう、ね。ニヤニヤものだ。



 「ロリっ子かけっこ」 豆の芯 さん

 自分の気持ちに素直に!

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887330427

 うん、素直大事。



 「始まる途上の冒険者」 monta さん

 第3話 進む途上の冒険者 から 第4話 憎む途上の冒険者

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887504693

 彼は現実がうまくいかないからPKしてるのかな? そんな心根だから現実もうまくいかないのだよ……。



 「風が吹く前に」 千石綾子 さん

 第二章 第14話 月明かり から 第20話 傷跡

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884214552

 司祭様の涙のわけは? リシュアがどんどんのめり込んでいくのがほほえましい。

 事件の方の謎も気になるところだ。



 「anithing+ /双子は推理する」 淡島かりす さん

 第3部 双子は演繹する 第2話 +Letter[手紙] から 第3話 +Fencer[剣士]

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054882269234

 手紙でやり取りされる近況報告と不思議な小さな事件。

 通信魔法のために回復が遅れて怒られるリコリーかわいい(笑)。

 そしてアリトラの推理力はすばらしい。



 「nothing-」 淡島かりす さん

 魔術師と疾剣 12.軍へのおつかい まで

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885222204

 わーい、「anithing」番外編♪

 このギスギス感からどうやって結婚へこぎつけるのか。でもシノとはこじれてないか。



 「書いて、読んで、思って」 結葉 天樹 さん

 125.勢いって大事 から 130.導線確保

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884929846

 天樹さんの創作に対するひたむきさが伝わってくる。



 「魔獣密猟取締官になったんだけど、保護した魔獣に喰われそうです。」 飛野 猶 さん

 第6章 フォレストキャット 第56話 新たな仕事 から 第63話 女神の使い

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886001912

 書籍化決定おめでとうございます。

 またいいところで区切られて続きが気になるではないか。



 「百魔剣物語――聖女と英雄と怨讐の魔剣――」 せてぃ さん

 第二章 聖女と獅子  第1話 疑念と密偵姉弟 から 第4話 売られたのだな、我々は

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887653795

 シホとクラウスの絡みが速く見たーい。

 クラウスがいろいろな人に信頼されているのにほっとした。

 ラインハルト達がこれからどうなっていくのか、ドキドキだ。



 「トライアングル」 かみたか さち さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888475821

 三角関係がこっちのペアになるとは。この先があるとするなら、理人にワンチャンあるんだろうか。



 「カクテルの紡ぐ恋歌(うた)」 弦巻耀 さん

 第9章 時の境界線(2)

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054880414197

 美紗と日垣、久しぶりに会えて何よりだ。



 「夢追い人は夢も恋も捨てられない」 秋保千代子 さん

 『その背中に追いつきたい』 45. その願いはかなわない(2) から 47. 書いてあることが全て

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881229349

 史琉も「夢追い人」だよねぇ。

 倖奈のひたむきさがから回ったり裏目に出たりしなければいいのだけれど……。



 「お菓子箱」 北野かほり さん

 あれにするわ

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885281602

 掌編集。様々な掌編が楽しめるようだ。

 普段からついつい無駄遣いをしてしまうが、これだけは違う! という気持ち、あるある。



 「魔王の娘に花束を~双輪の剣に託した未来~」 結葉 天樹 さん

 第3部 魔王の血族編 第19話 哀しき対決

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054881456726

 なるほど、キッカ達を守るためだったのか。本気で殺しに行くとは思ってなかったが、ほっとした。



・完結作品

 「あなたのドラゴン、差押えます~アラサー公務員の異世界徴税~」 飛野 猶 さん

 第1章 ドラゴンはレッカーできますか?

 第2章 医者を強制連行? 孤児たち、どうすんだよ!

 第3章 初夜税……って、あれですか。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884188435

 書籍版は手元にあるがウェブ版も読んでおこう、ということで。

 やっぱ面白いわー。



 「大司教さまは執務室に帰りたくない」 じゅんすた さん

 異教徒の噂 第3話 説き伏せてはならない から 第4話 道草

 ティーパーティーを目指して から 西大教会の催事

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887846966

 タイムセールに惹かれる大司教さま可愛すぎ。

 余暇のために仕事頑張るのはどんな人も同じだよね。



 「冥土の土産屋『まほろば堂』倉敷美観地区店へようこそ」 祭人 さん

 第二章 めいどをお試ししてみませんか? 第十七話 お客様の前では店長と呼んで下さい から 第二十八話 知らぬが仏よ

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054887234622

 ちゃらららっちゃら~♪ ノリいいな死神くん。

 あきらめていたとはいえ、母親に相手にされていないと確信してしまったのはつらい。



 「冬の体育」 羽間慧 さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888292077

 100文字小説。冬の校庭を走る二人の関係性がこの短い文章にぎゅっと詰められている。

 しかし先日身内と話していたのだが、なぜ冬の体育は持久走やマラソンをする学校が多いのだろうね。別にやらなくてもいいじゃないか(笑)。



 「案山子」 @sandalwood さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885431708

 ある人のある日常を切り取った作品。

 何か起こるのか? どうなるのか? と読み進め、うん、まぁそりゃそうだ、と(笑)。



 「ただそれだけの話」 森屋 つみき さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888547984

 今すぐ桃が食べたくなる作品。

 彼氏の目から見た無邪気な彼女は「美しい女性」だった。



 「ファントム・ヘヴン」 七緒亜美 さん

 <CODE> Dive :03 </CODE> アナーキー☆セブン

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886515670

 大手銀行の金庫をハック! ワクワクだ。

 ケンのボール爆弾を見てコ〇ンと思ったのはわたしだけではないはずだ。



 「魔女の病」 作田あずさ さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453714

 どんな病気も治す「幻の花」と共にいる妖精イムと、偶然花(とイム)を見つけた魔女ローエの同居生活が始まる。

 ビターファンタジーと銘打っているだけあってテーマは重めだが、感動した。



 「双子は喫茶店で推理する」 淡島かりす さん

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888606471

 カクヨムプライベートコンテスト Vol.03 参加作品。テーマが魔法と推理だから出番ですよとつぶやいたら即、書いてくれるかりすさん最高!

 二人の推理力で謎を解いていくのはいつ見ても気持ちいい。

 そして美味しいものは裏切らない! まったくもってその通り!

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