第42話 熱闘ウエザーリポート④

前話を踏まえて、部活中に放送が欠航の流れると、学校にいないと聞こえない子達もいて、島に返れず港付近の旅館に泊まる事もありました。私は経験ないですけど。

学校にいて天気が悪くなると同じクラスの子から「船止まるんじゃない?」ってよくからかわれたものです。島での暮らしはよく馬鹿にされていて(悪気はないんだと思いますが)「電話あるの?」「電気は通ってるの?」「堅穴式住居?

」なんてのは高校一年生の時、船の話題からそっちになる事は頻繁にありました。今なら自信を持って島の生活を言えますが、当時の私には恥ずかしくてそんな勇気はありませんでしたねー。心の中で孫の七代まで後悔させてやる!!って叫んでました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る