第37話 黄色ミッシング

日が落ちるのが早くなりました。水平線の向こうに落ちていくせいか、夕暮れの写真を撮るスポットがあります。それには抵抗がないというか、どうでもいいのです。バスに乗って汽車に乗るのですが、その汽車を撮り鉄というのですかね、カメラを構えて待っている人が駅のホームいるわけです。そういう方を初めて見たのが高校生の時で、自分の住んでいるところが途方もなく田舎に思えてショックでした。はいはい。無人駅ですよ。そんな風に思えた私の若かりし有様に乾杯です。

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