第14話 何もしない。

イリアは時計に何もしなかった。時計ははるかな過去と未来を映し出した。空が暁から黄昏まで流れていく。やがて夜になり、図書館の大きな窓から、月明かりに照らされた、青い砂丘が見えた。あなたは風、あなたは来る。暗い海を渡ってくる。砂丘よお前を愛している。


私はハイランドが、帝国と呼ばれ、古の魔法使いと神官にかどかわされ、神の信仰が禁じられた国になる以前、幾つものおとぎばなしの頃から、この世界を見守る、時の旅人なのです。貴方もまたそうなのです。と、ネルーは言った。


あなたも、私と一緒に、この世界を見守りませんか?


・この世界を見守る。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054886878166/episodes/16816700426858176402


・冒険を続ける。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054886878166/episodes/16816452220749583444

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る