第196話 異世界ファンタジー物、プロット実況するってよ(途中で飽きる可能性あり)


 すっかりご無沙汰しています。エッセイを書くのがすごい久しぶりの雲江斬太です。


 現在カクヨムコンに出品予定の長編を書いているんですが、プロットに詰まってしまって……なんてこと全くない現状です。現在3万6000文字。ただし、かなり早い段階で、「これ面白いのかなぁ」と感じつつ、筆の止まる気配はありません。


 よく小説を書くのにつまって、エッセイに逃げてくるという話をききます。ぼくもそういうことあったかも知れません。が、今回は、というか最近はずっと、小説を書くのが楽しくて、エッセイなんか書いている時間がもったいない。文字を書くなら小説を!です。

 近況ノートだけは、なんとかがんばって書いているんですが。


 さて、今回は、タイトルのとおり、新作のプロット実況でもしようと思って久しぶりにエッセイの筆を問った次第です。

 今回は新しい試みとして、作品の人名とかプロットとかをカクヨムの作品として入力しているんですよ。もちろん非公開状態ですが。

 なぜそんなことしているかというと、さいきんは通勤電車の中で小説を書いていることが多いので、ノートを持ち歩くのがめんどくさい。で、カクヨムの下書きにプロットやら人名やらが書いてあるとすぐ見られますからね。そういう方法を使っています。



 では、ここまで新作のプロットがどんな感じで作られたかを簡単に解説します。とうぜん新作のプロットを公開することになりますが、あまりネタバレにはならないよう注意します。とはいえ、プロットですからね、どんな話かはまるっと分かっちゃうと思いますので、新作を楽しみにしている方がいたらそこはご了承ください。



 本作はぼくの作品としては珍しく、キャラクターから作りました。しかも脳内キャスティングの手法が使われています。ネットを漁って見つけた来た俳優の写真からキャラクターと名前を考えました。


 で、そのキャストの話は端折り、プロットの話へ。

 今作は、キャラと設定と世界観が先に作られていて、プロットが完全あとまわしで作られています。


 また、すでにタイトルも決まっていて、これは一度ある程度の長文タイトルを作ったのですが、かえって意味不明だったので、すこしシンプルにしてこうなりました。


『その聖戦士、ニセモノです!』


 そして、プロットは、基幹として以下の4行で書きました。


① 聖戦士として転生したきたが、エラーでスキルがない


➁ ニセモノの聖戦士だが、運よく敵を倒してしまう


➂ 敵の大軍が攻めてくるが、聖戦士はニセモノ


④ ニセモノ聖戦士は覚醒するが、敵はさらに強い



 基幹プロットとして、この4行を書きました。で、じっさいのプロットはこの4行をもとに、もう少し細かく書くことになります。


 ちなみに、この4行のプロットの書き方から、創作論『プロットは4行で書け』https://kakuyomu.jp/works/16817139558359179349が書かれています。



 で、現在は①の「聖戦士として転生してきたが、エラーでスキルがない」の後半。

 この段階で3万文字オーバーですので、全体として長くなるか、きれいな4分割ではないかのどちらかがすでに決定です。



 物語としては。


 死んだ記憶がないのに異世界へ聖戦士として召喚されてしまった41歳の売れない役者、剣ケンシロウ。彼は天草四郎のスキルを身に付けて転生させられたはずなのに、エラーがあり、天草四郎のスキルではなく、外見を手に入れてしまい、17歳の美少年の身体を得てしまう。

 おかげで召喚獣のカードはブランクのまんまだし、手に入れた聖剣は抜けない。

 が、聖戦士としてエラーがあるとバレると、廃棄処分にされる危険があり、彼は聖戦士のフリを続ける。

 ところが城下町に魔獣が現れ、その討伐を命じられるのだが……。



 と、書けているのがここまで。


 このあと主人公のケンシロウが偶然魔獣を倒してしまい、「さすが聖戦士様」となる展開。そののちもう一匹の魔獣が現れ、まったく刃が立たず殺されそうになるところへ、本物の聖戦士が助けに来て、第1章終了です。


 一応、出来ているプロットには、「偶然魔獣を倒す」と書いてあるんですが、具体的にどう倒すのかは書いてありません。また、場合によっては魔獣が一匹になる可能性もあります。……2匹倒すのめんどくさいなー、みたいな。


 なんにしろ、先の展開、早く考えなきゃね。

 でも、まあ、なんとかなるでしょう。


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