第142話 GoTo九州


 みなさん、あけましておめでとうございます。

 うちは、盆暮れ正月クリスマスも平常運転でございます。今日は、ただの休日。昨日も明日もお仕事です。なんか、お店がみんな閉まっているけど、なんかあったのかな?



 さて、最近あまりこのエッセイを更新していないので、一気に行きましょうか。


 まずは、昨年暮れのお話から。



「ふっ、とうとう来たか! これを長年待っていたぜ!」

 と、パソコン画面の前で不敵につぶやいたのが、12月の末。


 見つめているのは、YouTubeの公式「コロコロチャンネル」。何年か前、『爆走兄弟レッツ&ゴー』を公開していて、いつかは「WGP」編をやるだろうと読み、定期的にチェックしていた甲斐がありました。


 やっと公開きたーーー!と思ったら、1月15日までの限定で全51話一気に公開。

 えっ、それ、全部観れるか!?と焦りつつ、視聴開始したら、やめられねぇ……。


 うわっ、『爆走兄弟レッツ&ゴー WGP編』って、こんなに面白かったかな? ジャマイカ代表クールカリビアンズの話とか、沖田カイがコーチにつくサバンナソルジャーズの話とか、泣けるんですけれど。


 あと、藤吉くんのスピンコブラの回とか。


 最近全然勝てなくてチームに貢献できてない藤吉くんのスピンコブラ。お家の財力にものを言わせて凄いパーツいっぱいつけているのに、いつもビリ。

 きーっとなって、コーナリング・マシンのところを高速セッティングに改良しようとするけれど、出来なくて諦める藤吉くん。


 ところが、つぎの試合が高速コースで、敵のチームの作戦に嵌り、味方の高速マシンが後方に抑え込まれ、コーナリング・マシンのスピンコブラとプロトセイバー・エヴォリューションが前に出させられてしまう。


 J《ジェー》くんは、藤吉くんに、「勝つにはぼくらでワンツー・フィニッシュを決めるしかないよ」と告げ、藤吉くんに「今日はどういうセッティングなの?」とたずねるんだけど、藤吉くんはがっくり肩を落として、


「なにもつけてないです。余計なパーツ、全部外してきたんです……」


 ううっ、いいっす! 余計なもの全部外す。これこそまさに、キャスト・オフ! コミック『スプリガン』の最終ステージで、主人公がアーマード・マッスル・スーツを脱ぎ捨てて戦うみたいに、燃えるものがあります!


 藤吉くんの返答を聞いたJくんも、ぱっと顔を輝かせ、


「それなら勝てるかもしれないね!」


 ……Jくんも、藤吉くんパーツ付け過ぎって思ってたんだ(笑)


 そして、そのあと高速ドリフトでちゃんと勝つところとか、燃えます。

 ちなみに、実際のミニ四駆は、四輪ドリフトなんかしませんし、空も飛びません。あしからず。





 あと、ちらちら見ているのが、むかしのドラマ『池袋ウエストゲートパーク』の配信。

 出演している人が、ほんとうに今の主演クラスだけで、笑える。


 放映当時は、有名なのは主演の長瀬智也さんと加藤あいさんだけだったと思います。渡辺謙さんだって、それほどビッグネームではなかったはず。


 監督の堤幸彦さんも大して有名じゃなかったし、脚本家の宮藤官九郎さんは無名、原作者の石田衣良さんすらデビュー直後でした。


 放映直後に、脇役の窪塚洋介さん、坂口憲二さん、妻夫木聡さんが大ブレークして、キャスティングに先見の明があると話題になりましたが、それも昔の話。今の人は窪塚洋介さんも坂口憲二さんも知らないかも。


 逆に、脇役で出ている佐藤隆太さん、山下智久さん、阿部サダヲさん、古田新太さん、小雪さん、遠藤憲一さん、高橋一生さん、小栗旬さん。まだいるかも知れませんが、数えきれません。笑っちゃうくらいのメンバーです。今見ると、絵面がすごい。


 時間がないので、全話視聴はあきらめています。レッツ&ゴー優先(笑)。


 当時のこだわりとして、ロケは全部池袋で行ったらしいのですが、あの頃の豊島区は池袋の暴力的なイメージを払拭しようとしていたらしく、撮影許可がおりなくて大変だったとか。でも、ほんとあれ、池袋の街ばかり出てきてますね。いまとは景色がちょっと違いますが。



 脚本家の宮藤官九郎さんは、このドラマで、原作の第1話の事件を、シリーズ中ずっと引っ張って最終話で解決させるという手法を使っています。これはのちに、『涼宮ハルヒの憂鬱』のアニメでも使われたやり方ですね。

 そして、ドラマ第11話「士の回」のタイトルで踊るサムライも、宮藤官九郎さんじゃなかったかな? 未確認なんで違うかもしれないけど。






 それはそうと、ここでタイトル回収にいきます。じつは今月末に九州旅行を計画しています。


 GoToトラベルで、一応浅草には行ってきたのですが、他に計画していた「筑波山山頂温泉一泊」と「池袋のホテルの高層階宿泊」は、どちらも仕事の都合で休みが消えて断念しました。


 が、今なら、行けるはず。

 そこで白羽の矢が立ったのは、かつて一度も足を踏み入れたことのない未開の地。九州!

 まあ、行く用事もなかったわけだけれど。


 ということで、今度こそ、GoToキャンペーンの甘い汁を吸うべく旅行を計画。現段階の野望としては、もちろん「九州空母化計画」!


 嘘っス。


 その昔、『仮面ライダーブラック RX』に「四国空母化計画」というのが出てきて、これは今でも語り継がれている悪の組織の迷作戦なのですが、若い人は知るまい! その昔、日本の総理大臣が、日本列島を「浮沈空母」としようと計画した、これぞ本当の黒歴史を!

 教科書には載ってるんでしょうかね(笑)



 まあ、冗談はそれくらいにして、九州へ旅行に行ってこようと計画しています。これはほんと。


 生きているうちに二度行くことがあるか分からないので、悔いのないよう行きたいところに全部行くつもりなのですが、じつはあまり九州に思い入れありません。よく知らんし。



 計画としては、長崎行って、熊本行って、湯布院行って、博多行って帰ってくるつもり。現段階の宿泊地は、熊本、湯布院、博多で三泊四日を計画しています。軍艦島と高千穂神社は行ってみたい。熊本城は興味なし。

 最初は電車移動を考えていたのですが、九州って、もしかして鉄道網が整っていないのでしょうか。


 観光地が駅から離れていたり、宿が駅から遠かったり、特急湯布院号が途中までしか走ってなかったり。


 ということで、もう全行程、レンタカーで移動しようという結論に達しています。阿蘇山を車で走るぜ、かっとべー、マグナーーーム!


 現在、GoToキャンペーンの停止期間であるし、その停止期間の延長も怖いので、まだ予約はしていないので、現段階ではあくまで脳内での旅行計画ですが、すっかり行く気になってます。


 九州でおすすめの美味しいもの、あったら教えてくださいね。




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る