一見すると作者さまがテーマにされている「心理学」って難しい内容と思われがちですが、こうして作品を拝見していると以外に身近な学問なんですね。今回テーマにしている「拒食症」についても、年頃の女の子なら誰でも発症する可能性がありますよね。それでいながらテンポよくお話が進んでいくので、本当に奥深い作品だと思います。
作者からの返信
鈴白 楓さま
こんにちは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
拒食症はダイエットと深い関係にあるためか、学生~若い女性の発症率が比較的高い病気でもあります。また男性も痩せようという気持ちが働くケースがあるため、実は性別に関係なく発症することがあります。
そして心理学は何かと難しい学問だと思われがちですが、実は私たちの生活にとても密接な関係があります。なので拙作ながら本作を読んで、少しでも心理学を身近に感じていただければ幸いです。
今後とも応援よろしくお願い致します。
エリノアは自分の置かれている状況を相談する相手が今は誰もいない上、せっかく仲良くなれた香澄たちとも距離を置かなければならない精神状態で、心身ともにストレスに侵され、知らず知らず拒食症まで発症していたのですね。
作者からの返信
中澤 京華さま
こんばんは、月影 夏樹です。応援コメントありがとうございます。
落ち着いて考えれば香澄たちに対するエリノアの言動は間違っていたと思いますが、いざという時に冷静な答えが出てこないのが人間です。今作におけるエリノアの立場として、香澄に新たな心の傷を与えてしまった加害者です。その一方で、エリノア自身も拒食症を発症してしまった被害者でもあります。
この問題の責任は一体誰にあるのか、そんなことを考えてしまうことがあります。
今後とも応援よろしくお願い致します。