【詩】『幸せの鐘』

朝のざわめきを 子守唄にして

空に浮かぶ枕へ頭を預けた陽射しが

静かに微笑んでいる


一人歩きする星の光たちは

パリの指紋を刻む


夕暮れへと続く ドラマに服を着せ

風のせせらぎを祈る 私の夢



想い出が踊る 黄昏の空

水面を撫でるような マリアの幸せの鐘が

ふわりと胸に飛び込んだ


喜びに満ち溢れるこの瞬間じかん

いつも嘘をつかない


暁へと向かう 川を眺めながら

明日の花火咲かせる あなたの声


夕暮れへと続く ドラマに服を着せ

風のせせらぎを祈る 私の夢

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