本部は爆砕


わたしの手首に

手錠が掛けられていた

にやりと笑った

特に意味は無い

そして時刻は

問答無用で昼休みへと突入した

わたしは水道水をがぶ飲み

がぶ飲み太郎

そのようなあだ名を先生方が付けた

またにやりと笑った

階段を駆け昇り屋上へと飛び出した

春のそよ風が吹き手首が複雑骨折した

わたしは頑張った

それは事実なのだ

周りがどう思おうとも

頑張ってそして罠の中へ身体ごと突っ込んだのだ

大至急、わたしの応援団の結成を要請する

本部に


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