拒絶
わたしは
ちくわを食べない
ちくわを食べないことに決めた
まず旗を立てた
そこにちくわを描いてばってんをした
ちくわを食べない
何故なら許せないからだ
ちくわを想像するだけでむかむかしてくる
殺意が湧く
通り魔の気持ちが少しわかる
あのような形状のものがこの世界に存在しているという事実に腹が立ってくる
手当たり次第、小学生を車道に突き飛ばしてやりたくなってくる
わたしはちくわを食べない
餓死しても食べない
拡声器を使い高らかに宣言したい
誰かが言う
「ちくわを食べないとあなたの両親が死ぬって言われたらどうします?」
食べない
そもそもちくわなんか関係無く両親なんか一刻も早く消滅してもらいたい
この詩で言いたいことは勿論、ちくわを食べないということではない
………そのくらいはわかるよな?
嫌いなものは嫌いなままでも良いってことさ
心のちくわを射殺せよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます