20　病床日記(いつか青空)

P　8.17 Thursday　熱6~7

●あさから、彼女のことばかり想って過ごす。

●厳しい父親らしいから叱られているのだろうな。

●なにも胸を患っていて、母親が病気で、本人だって定職についていない。

●そんな男のどこがよくって、交際しているのだ。

●結婚はだんじて許さないからな。くらいのことはいわれているはずだ。

●彼女の顔をときどきかすめる影はそのためのものだ。とぼくは寂しくなる。

●彼女のためにも、はやく元気になりたい。

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