警察小説から始まり、中盤は笑いあり、後半になるとノワール小説。伏線の回収も素晴らしく、前作に続き作者様の作風の広さに驚きました。途中、何度もまんまと騙され、作中の兄弟愛では切ない気持ちとなり、登場人物のドタバタ劇では笑いを誘いました。まさにタイトル通り。えっ!そうだったのか!と読了後また読み返したくなる作品です。次回作にも期待します。