06 僕と友達

第73話

朝が来た。

退屈な夜が終わり。

慌ただしい朝が来た。



僕は、ベッドから起き上がると一階に向かった。

机の上には、朝食が用意されていて、お婆ちゃんは、お茶を持ちながらうとうとしていた。



「頂きます」



僕は、手を合わせてからご飯を食べた。


メニューは、サンドイッチ。

ハムとレタスが入っている。

僕は、これが好きだ。


美味しいから……



僕は、食事を食べ終えると婆ちゃんを起こさないように家を出た。


そして、学校につき靴箱の所につくと後ろから声をかけられた。



「日向、おはよう」



振り向くとそこに池宮君が立っていた。

僕は、コクリと頷いた。



「今日は、よろしくな!」



僕は、再び頷いた。

今日、池宮君をみさき先輩に紹介するんだよね。

なんか、複雑だな……



僕は、小さくため息をついた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る