【アニメ】2021年春の新アニメ、第1話を視聴した感想 Part2
2021年4月7日
引き続き新アニメの第一話感想。
一応おさらい。
ここで感想を書くのは、事前情報ほぼなし、完全初見でクリーンな気持ちで見始めた作品に限ります。2期や3期などの続編もの、またはすでに原作の内容を知っているタイトルは除外します。
あと、個人的な期待度みたいなものを表記していきます。
◎:期待(大)次週も楽しみな作品。
〇:期待(並)とりあえず面白そうだから見続ける。
△:期待(小)もしかしたら後々化けるかもしれないから様子見。
×:期待(無)多分2話は視聴しないと思われる。
『ドラゴン、家を買う。』
・公式ページ:https://doraie.com/
・あらすじ
勘当された臆病なドラゴンの子・レティ。自分が生き抜くためには安住の地で暮らすしかない。決心した彼は"夢のマイホーム"を探す旅に出る。その道中に出会ったのは、不動産屋を名乗るエルフのディアリアだった。
・カクヨムでのジャンル:異世界ファンタジー
・感想
タイトルの時点でもうオチがついている気がする。内容としてもそれ以上でもそれ以下でもなく、発想の新鮮さ以上の面白さは感じられませんでしたね。個人的な好みの問題ではありますが、まあ第一話で充分かなって気がします。あとタイトルは小説『フリーター、家を買う。』のパロディってことでいいでしょうか?
・期待度:×
『さよなら私のクラマー』
・公式ページ:https://sayonara-cramer.com/tv/
・あらすじ
中学最後の冬、恩田希は自分の進路を決めかねていた。高校でも男子サッカー部でのプレーを望んでいた希だったが、顧問である鮫島の勧めで蕨青南高校女子サッカー部、通称“ワラビーズ”への入部を決める。入部初日に新入生と2年生に分かれて行われた紅白戦でのチームメイトには、中学時代にチームを全国3位まで導いたボランチ・曽志崎緑と、俊足のウイング・周防すみれの姿があった。
・カクヨムでのジャンル:現代ドラマ
・感想
作者が『四月は君の嘘』の人ってことだけ知っている。でもなんか『四月は君の嘘』みたいなものを期待してはいけないようだ。第一話としては導入からの主力メンバー紹介的なもので、フラットな視点でみれば実に作品の冒頭らしい始まり方だったような気がします。でも、作画が……。なんでしょう、十年前や十五年前くらいの低予算アニメの作画みたいな感じののっぺりしたものになってる……。肝心のサッカーシーンも動きが地味すぎる……。作画、もうちょっとどうにかならなかったのだろうか? 正直にいうと話に集中できないレベルでクオリティが残念でした。今って2021年ですよね? 作画に惑わされないようなんとか話に集中していきたいです。
・期待度:△
『セブンナイツ レボリューション -英雄の継承者-』
・公式ページ:https://sevenknights-anime.jp/
・あらすじ
はるか昔、戦争があった。破壊神の力は世界を暗黒に包み、すべての文明を闇に葬ろうとしたが、〈セブンナイツ〉と呼ばれる英雄たちは人の世を存続させることに成功した。時は流れ、破壊神を崇拝する教団〈ピュシス〉は、かつて果たされなかった“救済”を成し遂げるため、破壊の怪物たちを世に放ち、人々はその脅威によって飲み込まれ、死んでいった。〈ピュシス〉に立ち向かうため、はるか古代の英雄たちをその身に宿して戦う〈セブンナイツ〉の少女ファリアは、魔獣の襲撃によって焼け落ちた村でネモという少年に出会う。危機の中、覚醒したネモの力。それはファリアすら瞠目させるものだった――!
・カクヨムでのジャンル:異世界ファンタジー
・感想
ゲームっぽい内容だなと思ったら原作がゲームだった。完全初見としての印象は、スチームパンク風味な王道ファンタジーRPGといったところ。ゲーム原作だからか製作費かけていることは伝わってきました。前期でいうところの『オルタンシア・サーガ』みたいな感じ。悪くはないのですけど、あくまで個人的な好みを言ってしまうと、そんなにファンタジー好きでもない自分としてはそこまで興味をひかれるものはなかったですね。あ、でも車内の尻アングルだけはグッときた。
・期待度:×
『戦闘員、派遣します!』
・公式ページ:https://kisaragi-co.jp/
・あらすじ
悪の組織・秘密結社キサラギの戦闘員六号は、最高幹部からスパイ活動を命じられる。目標は地球によく似た別の惑星。半ば強引に転送された六号は、高性能アンドロイドのアリスと共に未知の惑星の侵略を開始――する!?
・カクヨムでのジャンル:SF(でいいのか?)
・感想
『このすば』みたいなノリだと思ったら原作者が『このすば』の人だった。『このすば』は異世界転生を皮肉ったコメディの要素がポイントでしたが、こちらはそういった要素を抜いてSFっぽいネタと下ネタを取り入れたようなものかも。『このすば』と比べてしまうとどうしてもパンチが足りないものの、『このすば』のノリが好きな方は楽しめるのではないかと。もしくは実況向けアニメかも。ニコニコ動画とかでコメントありで視聴とかすると楽しいかもしれませんね。
・期待度:△
『やくならマグカップも』
・公式ページ:https://yakumo-project.com/
・あらすじ
高校入学当日、亡き母が作ったマグカップを並べ自己紹介する姫乃。すると、母の作品を知っていたクラスメイトの三華に陶芸部に連れて行かれる。知るはずのない土の匂いに心を惹かれた姫乃は、初めての陶芸に挑戦することにー。
・カクヨムでのジャンル:現代ドラマ
・感想
まさかの後半15分が出演声優の実写パート。いやなんか普通にBパートもあるものだと思ったんですけどね……。15分アニメとして15分で一本にまとめているのではなく、本当に30分アニメのAパートだけを見せられた気分。起承転結でいうと起と承だけしかなく転結がないので、興味をひかれる前に終わってしまった感じですかね。そのため次回への期待感がまるでない。一応内容としては女子高生×陶芸ですが、公式HPのあらすじがそのまま第一話の内容で、それ以上のものがないのもビックリ。でも『放課後ていぼう日誌』を釣りではなく陶芸に変えた雰囲気を勝手に感じましたので、そういう系が好きな方はハマれるかも。
・期待度:×
『恋と呼ぶには気持ち悪い』
・公式ページ:https://koikimo.jp/
・あらすじ
ある雨の日、エリート社会人・天草亮は、階段から落ちそうになったところを、見知らぬ普通の女子高生・有馬一花に救われる。朝食を食べておらず、ふらつく亮を心配した一花は、とっさに自分のお弁当を差し出し、その場を去ってしまう。その夜、亮が帰宅すると、リビングに一花がいて、彼女が妹の理緒の同級生であると判明する。亮は、命を助け、自分の弁当を渡してくれた一花に、お礼のキスをしてあげると突然提案するが…。
・カクヨムでのジャンル:恋愛、ラブコメ
・感想
いいラブコメですねー。気に入りましたよ。男の方はドSなのかドMなのかわからないくらいの変態性を持っていて、まさに気持ち悪さが面白くてニヤニヤしてしまいます。作品としてはラブコメなのですが、コメディ全開というわけではなくむしろ落ち着きのあるテンポ感のため、コメディ作品特有の騒がしさが苦手な方でも楽しめるかと。個人的にはもっと攻めた変態性が欲しいですが、それは今後に期待することにします。あと『ひげを剃る』もそうですけど、やっぱ近年のラブコメは年の差がトレンドなんですね。なんかこう、年の差設定を活かした気持ち悪い変態性も欲しいところです。
・期待度:〇
『オッドタクシー』
・公式ページ:https://oddtaxi.jp/
・あらすじ
平凡な毎日を送るタクシー運転手・小戸川。身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者。趣味は寝る前に聞く落語と仕事中に聞くラジオ。一応、友人と呼べるのはかかりつけでもある医者の剛力と、高校からの同級生、柿花ぐらい。彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。バズりたくてしょうがない大学生・樺沢、何かを隠す看護師・白川、いまいち売れない芸人コンビ・ホモサピエンス、街のゴロツキ・ドブ、売出し中のアイドル・ミステリーキッス…何でも無いはずの人々の会話は、やがて失踪した1人の少女へと繋がっていく。
・カクヨムでのジャンル:異世界ファンタジー
・感想
まさかの『ひげを剃る』と繋がった! いや『ひげを剃る』の後にこれを放送するのは卑怯だよ。……と、作品の内容以外の部分でミラクルを起こしていますが、作品単体でみると、……なんだこれ? サスペンス的な展開も期待できなくはないのですが、ケモノものだし、終始淡々と話が進むしで、第一話としての魅力はあまり感じられなかったですね。放送時間帯もあって、下手すると寝落ちしてしまいそうなアニメでした。なんでしょう、暇になったときに気まぐれで録画で見るくらいの感覚で見ちゃうかもしれませんね。
・期待度:△
という具合に今回はここまで。ちなみにですが『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』は以前コミカライズ版をちょっと読んだことがあり初見ではないので、アニメ第一話の感想は省きました。(とはいっても知ってる範囲はAパートで終わってしまいましたけど)
次回も春アニメ第一話の感想の感想です。
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