第三部
「第三部からの登場人物紹介」
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旧姓は富岡。志穂の母親であり故人。
長身だが病弱だった為、志穂が小学生の頃に他界している。愛海と大吾の回想の中に出てくるせいかおしとやかなお嬢様イメージとして美化されているものの、実際は結構気の強いところがあった。
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砂羽と同じく美穂の学生時代の親友。友人と二人で美容室を経営しており、志穂が小さい頃から彼女の髪を切っていたが、母親の体調不良によりしばらく県外にいた。
美穂の葬式の際、誰よりも彼女の死を嘆き悲しんでいた。
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砂羽の弟。スナックを経営しているな小柄な男で姉想いの行動を見せる。学生時代は素行が悪かった。
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大吾の一人息子。高校一年生。レトロな物が好きで愛車は自分が生まれるよりも遥かに前の小型バイクを乗っている。志穂に好意を抱いているが家にいないことが多いせいか彼女が客であることを少しも知らない。大吾との身長差が20センチ以上も離れていることを気にしている。
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孝宏の同僚。50歳。能天気な孝宏とは正反対な性格なせいか、怒っていることが多い。
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さや香の同居人。28歳。メガネを掛けた黒髪の物静かな女性。
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藤沼邸で働くお手伝いさん。40歳。郁美とは仲が良く仕事の合間にお喋りしていることが多い。
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喫茶『ひこうき雲』の主人。74歳。
大吾や孝宏とは彼らが学生時代の頃から知っている父親的な存在。店の後継者不足で悩んでいる。
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郁美の祖母であり藤沼家代表であり郁美の恐怖の象徴。孫の千明とは犬猿の仲で絶縁してはいるものの、藤沼邸の敷地内へ無断で入ることは許している。志穂の両親とは何度か面識がある。
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