ニールへの手紙:恐怖心をなくすことについて、もう少し詳しく教えてください。 2021年7月3日

ニールへの手紙:恐怖心をなくすことについて、もう少し詳しく教えてください。 2021年7月3日


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読者の質問:


親愛なるニール


 CWG(神との対話)の本の中で、恐怖と恐怖を取り除くことについて読んでいました。恐怖心を持たないように「決める」べきだと書かれていましたが、どうやって恐怖心を持たないように「決める」のか説明していただけますか?


 特に、人によっては本当に怖くなったり、パニック発作を起こしたりすることがありますからね。どうしたらそんな風に手放すことができるのか理解できません。恐れないことを決めようとして失敗した人もいるのではないでしょうか? 恐怖心をなくすことについて、もう少し詳しく教えてください。CWGの教材には、ただ決めること以外に何かテクニックが書かれていますか?


マリアンヌ


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ニールの返事:


親愛なるマリアンヌ


 恐れを解放するプロセスは、再認識のプロセスです。自分自身を化学的プロセスの物理的な現れである生き物だと想像してしまうと、恐れを手放すのはとても難しいことです。言い換えれば、あなたは、あなたの生物学的な母親と父親が化学元素を組み合わせた結果であり、それ以上のものではありません。もし、あなたが自分自身をこのように見ているなら、そしてもし宇宙の中で自分自身を識別する方法が本質的にこのようなものであるなら、あなたの人生には時々恐怖が訪れるでしょう。


 あなたが自分の命が危険にさらされたり、自分の身の安全や幸福が脅かされたりすることを想像しているならなおさらです。


 恐怖から抜け出すには、偽りの自分から抜け出すことです、マリアンヌ。あなたは地球上を徘徊する単なる生物ではありません。あなたは神性の一側面であり、特異性の一面化であり、神の個別化です。神聖な存在であるあなたは、決して死ぬことはありません。あなたの生命形態は(あなた自身の選択によってのみ)変えることはできますが、あなたは死ぬことはできません。このことについては、『神へ帰る、終わらない人生をHOME WITH GOD in a Life That Never Ends』をお読みになるとよいでしょう。


 さて、あなたが「死ぬ」(つまり生命を終わらせる)ことができないということを理解したとき、あなたは同様に、あなたを苦しめるものは何もないということも理解します。


 気をつけていただきたいのは、肉体的にも精神的にも痛みを感じることがないと言っているわけではないということです。私が言っているのは、痛みがあなたを苦しめることはないということです。痛みは客観的な経験であり、苦しみは主観的な判断です。信じられないかもしれませんが、自分が苦しんでいることを経験しなくても、痛みを経験することはできます。そして、苦しみの経験を絶つことができることがわかれば、何も恐れることはないのです。


 もうひとつ、「恐れない」ということを簡単に「決める」ことができる方法があります。

それは、すべての出来事が自分の利益のために起こることを前もって知っていることです。このことを理解するためには、『 When Everything Changes, Change Everything 』と『 神よりしあわせ HappinessThanGod 』を読んでください。この2冊の本には、あなたの質問に直接関連する非常に具体的な情報が含まれていると思います。


 簡単に言うと、人生のすべての出来事は、特定のシナリオに関与している他のすべての魂と協力して、自分自身によってもたらされます。これは、すべての人生の究極の目的であり、すべての人生はこの神聖な意図に仕えています。


 マリアンヌ、私はすべてを通して、神が実在し、神が私の味方であることを知っています。人生のあらゆる瞬間に、いつでも使える資源があることを知っています。そしてこれだけで、私がいだきそうになる恐れの多くを取り除くことができます。もしあなたが、宇宙一の資源を手に入れたとしたら、何を恐れます? どんなことが起こっても、それに対処するための資源があることを知っているからです。


 神を友人として持つということは、私に「悪い」ことが起こらないということではありません、マリアンヌ。それは、私に起こっていることを「悪いこと」として経験することなく、すべてのことは関係するすべての人の最高の利益のために起こるということを理解する意識、洞察力、強さ、能力を持つことができるということです。


(訳注:以下の文、訳不明) It can be no other way in God's Universe—unless God is in charge of a Universe over which God has no control. This is not the definition of our Universe as I experience it.


 アメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領の有名な言葉「恐怖以外に恐れるものはない」に、私はいつも感銘を受けています。


 私はここに座って、何も怖くないと言おうとは思っていません。もし、私が飛行機に乗っていて、飛行中に飛行機が大きく揺れ出したら、恐怖が私を襲うだろうと想像します。高速道路を走っていて、突然、巨大なトラックが自分に向かってくるのを見たら、きっと怖いと思うでしょう。頭に銃を突きつけられたら、きっと心臓がバクバクするでしょう。だからこそ、マリアンヌさん、はっきり言っておきましょう。私も人間ですから、恐怖心を持たないわけではありません。


 しかし、ほとんどの恐怖、つまりかつて私が直面していた日常的な恐怖は、上記の理由により、今では私は感じていません。


 これが少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。


 あなたに純愛を送ります。


ニール


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*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914

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宣伝⇒姉妹作品「(^ω^)医者も人間ーなんちゃってブラックジャック」連載中 ----------

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