ニールへの手紙:私たちは分離している。2021年4月24日
ニールへの手紙:私たちは分離している。2021年4月24日
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読者の質問:
こんにちは、ニールさん。どこを見ても、私たちの地球を破壊するような行動をとっている人たちを目にします。しかし、彼らは自分たちの行動がもたらす結果について何の認識も持っていないように見えます。これはどういうことだと思いますか? 人々は本当に思いやりがないのでしょうか?
GWM、ヒューストン、テキサス州。
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ニールの返事:
人は基本的に思いやりがないとは思っていません。しかし、ここにはもう一つの条件があります。それは『神とひとつになること』に書かれている通りだと思います。
多くの人間は、自分自身を、お互いからも他のすべての人生の側面からも、そして神からも分離していると見なし続けています。彼らは、自分たちが自分自身を破壊しているのを見ているのに、自分たちがどのようにそれをしているのか理解できないと主張しています。
確かに彼らは、それは彼らの個々の行動を通してではないと言います。
なぜなら、そのような個人の決断や選択が、何ものにも、そしてもちろん世界全体にも、悪影響を与えているようには見えないからです。
これは多くの人が信じていることであり、原因と結果を真に理解しているあなたが、それを変えようと思えば変えられることなのです。あなたの仲間の多くは、日曜版の新聞を手に入れるために毎週何十万本もの木を伐採しても、全体には何の悪影響もないと信じています。
自分たちの生活スタイルを変えないために、大気中にあらゆる種類の不純物をまき散らしても、全体には何の悪影響もないと信じています。
太陽エネルギーではなく、化石燃料を使うことは、全体には何の悪影響もないと信じています。
何の悪影響もない、と彼らは言い、悪影響があると言う人々にうんざりしているのです。
タバコを吸うことも、毎食赤身の肉を食べることも、大量のアルコールを飲むことも、全体には何の悪影響も及ぼしていないし、悪影響があると言う人々にうんざりしているのです。
人間の個々の行動は、全体を崩壊させるほどの悪影響を全体に与えていないと彼らは自分に言い聞かせているのです。
これは、分離しているものが何もない、つまり、事実上、全体がこのすべてを自分自身に対して行っている場合にのみ可能で、そんなことは馬鹿げている、と彼らは言います。
3つ目の幻想は、本当のことです。私たちは分離しているのです。
しかし、相互に、そしてすべての生命と一つではないといった分離した存在すべての分離した行動は、実際には、生命そのものに非常に現実的な影響を与えているように見えます。このことは、原始的な文化的思考から、より進化した社会へと移行する中で、ようやく多くの人間が認識し始めているということです。
純粋な愛を送ります。
ニール
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*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914
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