055《高いレベルの理解に達したひとたちは、肉体的欲求と精神や肉体のバランスをとりたいと考える》

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高いレベルの理解に達したひとたちは、肉体的欲求と精神や肉体のバランスをとりたいと考える。


彼らは、性的なエネルギーそのほかの世俗的な体験につきまとうエネルギーは強力だから、ほどほどに保ってバランスをとるのは無理だと思っている。


単純に手放し、遠ざかるのだ。デザートのおかわりをしないのと同じだ。デザートがまずかったからではない。身体に良くないというのでもない。おいしいけれどもう充分だ、というだけだ。


《神との対話2-P137》

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 著者ニールが「セックスが素晴らしい人間の体験なら、多くのマスター(宗教指導者)はどうして独身を貫き、禁欲を勧めるのか」と問うています。


「禁欲が霊的な成長の唯一の道だと考え、1つの可能性にすぎないとは考えないからだ」と神は答えています。


 高度な成長を遂げたマスターは、性的エネルギーは強力なため、バランスをうまく取るには難しいと考えているのです。我慢して無理に禁欲しているのではなく、もうセックスは自分には充分だからと、単純に手放しているだけだ、というのです。


 マスターがセックスを手放しているとしても、セックスは決して悪いものではなく、素晴らしい体験だといっているのです。




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*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914

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