ニールへの手紙:タペストリー(壁掛織物)から一歩下がってその全体像を見てみる 2021年2月27日

ニールへの手紙:タペストリー(壁掛織物)から一歩下がってその全体像を見てみる 2021年2月27日


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読者の質問:


親愛なるニール...世界が世界的出来事に対応しなければならないとき、私の友人の中には、日々のニュースに対処するのに苦労している人がいることを知っています。中にはニュースを完全に避けている人もいます。


 彼らに何を伝えたらいいのか、何か提案はありますか?


キャロリン


カンザス州トピカ


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ニールの返事:


親愛なるキャロライン... ダチョウのように砂の中に頭を突っ込むのは、個人的にあまり有益でもなく、効果的な方法でもありません。何もそこにないふりをするだけでは、それが消えることはありません。


 むしろそうすると、私たちの現実の中で、それが現れずにはいられないとき、それを見なければならないときに、それをより大きくしてしまうのです。


 何かを見るかどうかではなく、どう見るかが大事なんだよ、と友達に教えてあげてください。


 私は、誰もが見ているのと同じような困難や人間の悲劇や課題を見てはいますが、その中に、他の多くの人が見ていない何かを私は見ています。それは機会です。


 私は人生のあらゆる瞬間を、本当の自分を、発表、宣言し、表現、実現し、成就そして経験する機会として、経験しようとしています。


 生命は今や、人類すべてのために創造されており、適切で完璧な人々と出来事で満たされ、種全体の進化をこれまでになく急速に前進させることができます。


 進化は、何千人もの死や何百万人もの苦しみを必要とするべきではないように見えるかもしれませんが、生命は常に、まさに最初から、このような死や苦しみの形で、多くの私たちの寄与を必要としてきました。そうすることで、私たちのすべてが、自己実現のプロセスである 「魂のプロセス」 を前進させることができるのです。


 死は存在しないことや、痛みは苦しみと同じではないこと、生命が宇宙のいたるところで示しているプロセス、つまりブラックホールで星のシステム全体を飲み込むことや、津波で村全体を飲み込むこと、そして私たち自身の日々の出来事(素晴らしくもそれほど素晴らしくもない出来事)の中で、全生命を飲み込むことを、受け入れることができるようになるのは、私がそれを理解したときだけです。


 私は生命/人生を神の計画の継続的なみ業(わざ)だと考えています。それは青写真というよりもプロセスのようなものです。そして、この計画が私にとって最善のものであることを知っています。


 日本の悲劇やリビアの内戦、あるいはアメリカの差し押さえによって家を失ったような、人間の生活の中で最も恐ろしい出来事は起こり得るのでしょうか?


 私は答えは「イエス」だと信じていますし、そうだと示唆することは、一見無神経に聞こえるかもしれないことも理解しています。


 しかし、タペストリー(壁掛織物)から一歩下がってその全体像を見てみると、展開されている全体像の不思議さが、そして十分に深く見つめれば、その理由が見えてくると信じています。


 今のところ、私は全ての人にただ信仰を保つように勧めます!

 

そして、闇の中でも光と愛の源であり続けるために、私たちができる最善を尽くしてください。


ハグと愛を。


ニール


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*〈伊能言天〉からのお願い:神・人生に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく思います。→https://kakuyomu.jp/works/1177354054886666914

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