1) あなたは、金は悪いものだと思っている

┌----------

 あなたは、金は悪いものだと思っている。


 あなたにとっては、「良い」と判断することは金銭的な価値が低いことになる。


 金について、あなたがたは考えちがいをしている。あなたがたは金を愛しているのに、金はすべての悪の根源だと言う。


《神との対話1-P220》(一部略)

└----------


 『神との対話』には、金銭(お金)について書かれています。


 お金は、人生を生きるためのツール(道具)の1つです。


 すべての物についていえることですが、お金自体には、正邪も善悪もありません。


 人間が過去に経験したお金にまつわる邪悪な側面が、少しずつ人々の心に浸透していき、「お金は汚いもの、邪悪なもの」という先入観が人間に植え付けられてきたといえるのです。


 「お金は悪」と考えると、大金を稼いだ金持ちは悪い人となり、良いことをしてお金をかせいではいけないことになります。お金をかけることは、悪い行為となってしまいます。


 その典型例として、「聖職者は清貧でなければならない。崇高な天職を選んだものは、誰よりも報償が低くて当然だ」という社会通念を上げることができます。


 お金自体やお金を稼ぐことに決して正邪はなく、人間がそれをどう扱うかによってお金の正邪が決まるのです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る