1) タバコに火をつけたことがあるなら、生きる意志などほとんどない

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 あなたがたは発ガン物質を吸入して自分のシステムを毒し、化学物質で処理された食物を口にしてシステムを毒し、呼吸する大気を汚染しつづけてシステムを毒している。


 《神との対話3-P183》(一部略)

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 タバコに火をつけたことがあるなら、まして、あなたのように20年もの間、毎日1箱吸いつづけている者は、生きる意志などほとんどない。


 それに、酒を飲んだことがあれぱ、やはり生きる意志などほとんどないのだ。


 身体はアルコールを摂取するようにできていない。アルコールは精神を損なう。


 《神との対話1-P259》(一部略)

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 食品には化学物質を添加して、店の棚に長く置いておけるようにし、それで人間の寿命がちぢまることになっても意に介さない。


 《神との対話2-P184》

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 地味を豊かにしようと土壌に注ぎこんだ化学物質を、たくさんふくんだ食べ物を口にしている。いまのところは身体にたいした害はなさそうでも、長い目で見れば、身体に残る微量の化学物質が決して健康にいいものではないと気づいて驚くだろう。


 《神との対話2-P235》

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 『神との対話』には、「食事と健康」について書かれています。


 タバコの吸飲は、ゆっくりと自分を害する自殺行為に等しいと、厳しい指摘がなされています。


 アルコールについては、人間の身体は、アルコールを摂取するようには創造されていない、つまりアルコールは健康を害するといっています。


 それに対して著者のニールは、「医学では適量なら健康に良いといわれている」と反論しますが、「アルコールを摂取するようには身体はできていない」と神は繰り返します。(*1)


 化学物質を使った食事を食べていると、知らないうちに身体を害して、気がついた時には手遅れになるともいっています。


 化学物質とは、人工生成物の農薬や抗生物質、成長促進剤、成長ホルモン剤、防腐剤、化学調味料、食品添加物などをいいます。


 これらの化学物質は、今日の農水畜産業や食品製造業にとって不可欠なもので、その生産過程でふんだんに使われています。


 食品に含まれるこれらの有害物を日々摂取することで、身体の健康が損なわれているというのです。


*参照1:2017年6月16日ケアネット 「飲酒は適量でも認知症のリスク要因」


 アルコール摂取は、たとえ適量であっても海馬の萎縮など脳に悪影響があることを、英国・オックスフォード大学のAnya Topiwala氏らが、30年にわたるWhitehall II研究のデータを用いた縦断研究の結果、報告した。今回の結果は、英国における最近のアルコール摂取制限を支持し、米国での現在の推奨量に異議を唱えるものだという。


原著論文:Topiwala A, et al. BMJ. 2017;357:j2353.

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