6) 自分は救世主、救い主だとか、人類の唯一の真の親、唯一の真の預言者だとか、そういった大げさなことを言う者からは、さっさと逃げ出すことだ

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 「自分はひとよりも特別だ」と宣言するような者の言葉は、聞かないことだ。


 自分は救世主、救い主だとか、人類の唯一の真の親、唯一の真の預言者だとか、そういった大げさなことを言う者からは、さっさと逃げ出すことだよ。


 あなたがたすべてが神のメッセンジャーであり、わたしもメッセンジャーだと宣言する者、すべてのひとが救い手で自分も救い手だと言う者、すべてのひとがきよらかで自分もきよらかだと言う者、そういうひとたちの言葉は注意深く聞きなさい。


 そういうひとたちは自分に従えとは言わず、あなたがた自身の内に宿る神性に従いなさい、と言うだろう。


《新しき啓示P109》(一部略)

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 地上の誰のことも、霊的な「父親」「真の親」と呼んではいけない。真の霊的な父母である神は唯一で、すべての創造の源であり、あなたがたはすべて、その唯一の神の子供で平等な兄弟姉妹だから唯一なるものとひとつなのだから。


《新しき啓示P111》

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 高い報酬を払わなければ、「チャネリング」や「仲介」をしないと言われたら、とっとと逃げ出しなさい。そんな相手は金だけが目当てかもしれない。


 何週間も、何か月も、それどころか何年も、「ふりまわされて」、「霊界」と接触したいというあなたの欲求や願いを利用されても、不思議ではない。


 《神との対話3-P159》

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 世界には、新興宗教(新宗教)が数多くあります。その新興宗教には、自らを「救世主」とか「真の親」とか名乗る、教祖的人物がいます。


 『神との対話』では、そういう者からは逃げなさいといっています。


 真のマスター(師)は、自分を崇(あが)めよとは言わず、内なる魂の声に耳を傾けよと教えます。


 真のマスターは、多くの信者を従わせる者ではなく、多くの人々をマスターに育てる者だというのです。


┌《明日の神P170》


 イエスも、ほかの偉大な〈マスター〉すべても、人類の一人ひとりに〈マスター〉になりなさいと呼びかけている。


└----------


 さらに、霊能者や霊媒師という、霊的能力の優れた人がいます。


 その人たちは、人々を正しく導くために、その能力が与えられているのです。


 人々の役に立とうという真摯な思いで霊的能力を使う人たちには、援助して上げなさいと『神との対話』ではいっています。


 金銭目的で、霊的な事象と接触したいという人々の思いを利用する者には、振りまわされてはなりません。


 『神との対話』では、「高い報酬を払わなければ仲介をしないと言われたら、とっとと逃げ出しなさい」といっているのです。

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