(2) 愛

┏━あらすじ━━


・愛は無条件、無制限で、何も必要としない。


・ほとんどの人々が、愛と必要性を混同している。


・必要性とは、自分のものではない何かが自分の外に存在し、幸せになるにはそれが必要だということだ。


・誰かを愛し、同時に必要とすることはあっても、必要だから愛するということはない。必要だから愛するなら、それは相手を愛しているのではなく、相手が与えてくれるものを愛しているのである。


・何かを与えてくれようとくれまいと、相手自身を愛するなら、その時は本当に相手を愛しているといえる。何も必要としないなら本当の愛なのである。


・愛は、神の本質であり、神そのものである。


・完璧な愛とは、色彩でいうと完璧な白のようなものだ。白とは色がないことのように思えるが、白は存在するあらゆる色が合体したものなのである。


・それと同じように、愛とは、慈しみ、寛容、赦し、謙虚、信頼、忍耐、誠実などの感情に加えて、憎しみや怒り、情欲、嫉妬、羨望なども包含した、あらゆる感情の総和なのである。


・魂が完璧な愛を経験するには、それらのあらゆる感情を経験しなければならない。


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