6) 彼らは競争しない

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 たいていのひとは、適者生存で、「力は正義なり」で、競争が不可欠で、勝利が最高の善とされている世界で満足している。


 《神との対話2-P83》

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 彼らは競争しない。ひとりが失えば、全員が失うことを知っている。だから、誰かが「勝利」し、誰かが「敗北」するのが娯楽だと子供たちに教える(おとなたちにも思わせつづける)スポーツやゲームを考案しない。


 HEB(高度に進化した生命体※筆者注)と人間の唯一のちがいは、「豊かさ」の意味だ。HEBは「利潤」など必要とせず、すべてを自由に無料で分かち合い、それで「豊か」になったと感じる。その思いが利潤だ。


 《神との対話3-P365》(一部略)

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 これが適者生存と呼ばれるあなたがたの神話だ。


 「一体である」という新しい福音を生きれば、生存競争は必要なくなり、闘わずに生きることが保証される。この簡単でありながら、あなたがたが長いあいだ避けてきた解決策によって、すべてが変わるだろう。


 《神との友情下-P204》

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 新しい経済モデルの5として、「進化した文明社会では競争はない」といっています。


 地球文明は、まだそこまで進化していないと『神との対話』ではいっています。地球文明の進化は、まだほんの序の口にあるというのです。


 いまだ進化の序の口にある地球文明では、「適者生存」「弱肉強食」「力は正義なり」という考えが社会通念としてあり、競争は不可欠で、勝利が最高の善とされているのです。


 そして、意見やものごとの不一致を、紛争や戦争で解決するという意識レベルにあるのです。


 宇宙に数多く存在する高度に進化した生命体HEB(highly evolved being)の文明を例に上げて、地球文明と比較し、進化した文明のあり方を説明しています。HEBの文明は、物質的にも地球文明よりはるかに進化していて、それを前提にして語られています。


①彼らは競争しない。


②したがって、誰かが勝利し、誰かが敗北するという発想はない。


③彼らはすべてを分かち合う。


④すべてを自由に無料で分かち合い、それで「豊か」になったと感じ、その思いが利潤と考える。


 これらの考え方の基本には、「すべては一体である」という、『神との対話』が最も強く主張する基本的な考え方があるのです。


 地球上の人間が、「すべては一体である」という新しい福音を受け入れ、そのように生きれば、生存競争は必要なくなり、闘わずに生きることが保証されるといっているのです。

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