③ ユーモアは大好きだ

┌----------

ニール:ほんとうに政治的意見をおもちなんですか?もしかしたら、共和党の党員証を持ってたりして?驚いちゃいますよ!神さまが共和党員だなんて。


神:民主党員のほうがいいと思うかい?おやおや(Good God)!


ニール:うまい!いえ、そうじゃなくて、ノンポリのほうがぴったりくるんですよ。


神:わたしはノンポリだよ。政治的意見など、もってはいない。


ニール:まるで、ビル・クリントンみたいだ。


神:そう、そうだよ!うまいことを言うじゃないか!ユーモアは大好きだ。


 《神との対話2-P272》

└----------


 ニールは、社会通念である政教分離(政治と宗教を分離し、互いに干渉することを禁止すること)の観点から、「神は政治的なことはいわないものと思っていた」と指摘します。


 それに続いて展開されるのが、上記の、神とニールのユーモア溢れる対話です。


 神はどんな価値判断もしない、つまり人間の価値判断や選択に干渉はしません。したがって政治的な価値判断もしないのです。


 そう神が語るとニールが、「まるで、ビル・クリントン(民主党の元大統領)みたいだ」と、冗談をいっているのです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る