② わたしにはすばらしいユーモアのセンスがある

┌----------

ニール:驚きました!感動しましたよ!


神:神が感動させなくて、誰が感動させるのか。地獄の誰かかな?


ニール:あなたは、いつもそんな軽口をたたくのですか?


中略


神:わたしが軽口をたたいたってかまわない、そうではないか?


ニール:わかりません。神さまというのは、どっちかっていえばまじめな方だと思ってましたから。


神:頼むから、わたしを堅苦しい枠に閉じこめないでくれ。それに、あなたもそんな枠に閉じこもらないほうがいい。わたしにはすばらしいユーモアのセンスがある。あなたが人生でやってきたことを見ると、あなたにもなかなかユーモアのセンスがあるようだ。


 《神との対話1-P120》

└----------


 「あなたがたは善であり、慈悲であり、同情であり、理解だ。あなたがたは平和であり、喜びであり、光だ。-中略-あなたがたはそういう者なのだ。そして、たまには、自分がそういう者だと気づくことがあった。これからは、いつも、自分はそういう者だと理解していなさい。《神との対話1-P118》」という神の言葉にニールは、「驚きました!感動しましたよ!」と叫びます。


 神は前々から、「地獄というものはない」と再三ニールには説明しています。


 それなのにここで、「地獄の誰かかな?」と神は冗談をいっています。


 ニールがその冗談を聞いて、「神はそんな軽口を叩いていいんですか」といっているのです。

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