第98話 結婚

 両家の顔合わせが終わった後、彼は急に婚姻届を早く出したがり後は自分たちでいいと思う日にちを決めるだけになった。

 そう思い立った日から一番近い大安が7月24日で、しかも日曜日。


 日曜日なら一緒に役所に行ける、そして6月が私の誕生月で8月が彼の誕生月なので、そういう意味でも間の7月は丁度いいような気になって、私たちはその日に婚姻届を出しに行ったのだ。


 まぁ大安はその年だけの事だけど、そういうのってキッカケかなとも思ったしこの日で良かったと思っている。


 というわけで私は震災のあった年に結婚をした。この時38歳。

 私たちはそれなりに色々ありながら丸7年を超えて45歳現在、8年目突入の結婚生活を送っています。



 物心ついた頃から、結婚した時まで駆け足で書いてきたこの「私という人間」ですがこれからは、過去に遡って前に書ききらなかった事や結婚後の事など、小出しに書き足していこうと思っています。


 なので最終回じゃないですよ。



 ちなみに、結婚式はしていません。

 そして子どももいません。


 子どもは望んでいたけれど、別で書いているエッセイにあるように子宮体がんになって子宮と卵巣を摘出したので授かれなくなりました。


 色々な人が出てきて、色々な事があったので今まで読んできてくださった方も混乱しているかもしれないので改めて言いますと、私が結婚した彼とはタクヤくんです。


 そしてそのタクヤくんとは、SNSのmで出会って仲良くなり、ずっと友達だった同い年の彼です。

 付き合ってもいないかった頃から「こっちにこい」と言っていた人です。

 なので付き合いは長いわけです。



 これから書いていく事は特に決めていません。

「こんな事が知りたい」

「あの時、どうだったの?」

 などリクエストがあったらお気軽にコメントしてくださいね。


 これからもよろしくお願いします。

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