師匠……。今までありがとう。本当に……ありがとう。

作者 濃縮還元ぶどうちゃん

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★★★ Excellent!!!

短編なので、1,2合わせてレビューを残そうと思ったのですが、1の方で気になる点が何個かあったので分けて書かせていただきます。
まず、始まってから少し経ったディランが動けなくなった後の場面展開前で、空欄のあけ忘れだと思われるところがありました。
また、脱字だと思われるのですが、その後「ディラン心」となっているところがありました。

ですが、それ以前にひとこと紹介でも書いた通り、密度はほんとにすばらしいと思いました!私は長編しか書かないため、どうしても一部一部の話の密度は劣ってしまうため、この短編を読んで改めて、勉強できました。
小説はやっぱり量より質。というのを感じなおしました。
10000文字の中に詰まったストーリーは目を見張りました。
ありがとうございました。とてもいい作品でした!

★★★ Excellent!!!

口の悪い師匠と弟子のお話です。

森に捨てられたところを魔法使いのライムに拾われ、弟子として育てられたディラン。ですが二人とも口を開けば言い合いばかり。呼び方だって『クソ師匠』と『クソ弟子』です。

そんな二人ですが、本当は互いを大事に思っていると言うのは明らかです。文句を言う度、悪態をつく度、その裏に隠した思いが胸を打ちます。

最後の二人の会話には泣きました。

★★★ Excellent!!!

森に捨てられた四歳の男の子、ディラン。そんな彼を拾ったのは、森に住有無魔法使いの女性、ライムだった。
ライムはディランが一人で生きられるよう、様々な特訓をさせていく……

二人の師弟関係が良いですね。「クソ師匠」「クソ弟子」と、口を開けば悪口を言い合う二人ですけど、そこには確かな温かさがあって。
この話のポイントは、この二人が師弟でいられる時間が有限であること。出会いがあれば別れもあるのは当然ですけど、やはり悲しいもの。最後の瞬間二人の交わした言葉には感動しました。