★★★ Excellent!!!
シンクロ、ロボット、リプレイス コントローラーの中の人
※一章(終着点)読了時点での感想です。
良い点
・ストーリー
異世界転移ものではあるが、二つの世界で共通して存在する「ロボット」と「同じ顔の人物」を上手く使ったシナリオ展開で止まることなく読む事が出来ました。
・登場人物
登場人物の感情の起伏がごく自然なもので、感情移入がしやすいです。特に主人公であるMKRー96の心情を上手く表現出来ているかと思います。
気になる点
・句読点
読点が多い(余分な所についている)気がします。
・一話ごとの文章量
最初の一話はスラスラと読めましたが、二話以降になると徐々に文章量が多くなっています。しかし、「その情報は不必要なんじゃないか」と感じる文はほとんどありませんでしたので、一概に悪いとは言えない部分です。
読了後の感想
twitterの10月の企画で応募を頂いたので読ませて貰いました。感想の投稿が遅れて申し訳ありません。
いやーいいですね、ロボット。僕、大好物です。
最初の一話を読んだ時点で「これはいいものだ」となりました。
感想希望で一番の厳しさで希望されたんですけど、ストーリー、文章、キャラなど、非の打ち所がない作品だと思います。正直、ダメな所を探す方が難しいです。
異世界×ロボットという組み合わせのものはあまり見ないので、新鮮な感覚で読ませてもらいました。
ただ一つ思った事があるとすれば、「これってロボット要素無くても成立しないかな?」と。
それだとただの異世界転移モノになってしまうので、変わり種としての「ロボット」という要素なのだと思いますが。そもそも、まだ一章しか読んでいないので、あまりこういう事は言えないんですけど。
小説で「ロボット」のジャンルを読むのは初めてでしたので、かなり衝撃を受けました。これからの展開に大いに期待です!