特殊テロ対策部隊コンドル56 レストランに着くとワインで乾杯して解決して良かったですねと言うので、まあこれでお終いではないのだがと言うと、まだ疑問があるのと聞くので、あの2人は山中達


特殊テロ対策部隊コンドル56


レストランに着くとワインで乾杯して解決して良かったですねと言うので、まあこれでお終いではないのだがと言うと、まだ疑問があるのと聞くので、あの2人は山中達をつけたのでは、

ないのだよ、ホテルでもう1人会っているのだと言うと、それでは下田は生きていたのと聞くので、保険金詐欺を下田が山中に持ちかけたのは本当でろう、下田は高波にさらわれたの、

だが、


生きて岸に泳ぎ着き山中とおなじに東京行きのフエリーに乗り、どこかのドヤ街に潜りこんだのだよ、暫くそこで生活して山中と同じに戸籍を手にいれた、そして愛媛に自分が捨てた島と、

同じ青ヶ島がある事に気づき見に行ったのだろう、島では県外の人を移住させる運動をやっていたので、そこに住む事にして漁師の手伝いを始めた、もとから漁師をしていたので重宝され、

て組合長の目に止り結婚した、


ちゃんと戸籍があるので誰も疑うはずがない、ところが今回のバスツアーで東京に行き、あの2人声をかけられたが違うと言ったのだろう、2人は山中にも声をかけたが免許書を見て他人と、

わかったが、死んだ2人に似た人と偶然で会うとは思えないのでフロントに、聞いてバスツアーの事を問いあわせて、愛媛県の青ヶ島の人のツアーだと知って、気になったのでその青ヶ島、

まで行ってみる事にしたのだ、


空港を降りたところでまたもや山中に会い声をかけた、山中は後をつけられたと思ったが、偶然だったのだよ、山中が青ヶ島に住んでいると言ったので車に便乗させてもらう事にして車に、

乗りそれが元で船で殺害されてしまったと言うと、その人は玉美ちゃんのお父さんと聞くので、そうだよ、伊豆諸島の元の奥さんと娘さんは保険金詐欺だとは思っていないだろう、当時娘、

さんは腎臓病で移植が必要だったらしい、


その費用は数千万かかり、それで保険金詐欺を思いついたのだよ、誰にも言わずに遭難して死んだ事にして家族の前から消える事により、娘の命を助けようとしたんだな、今はドナーが見、

つかり、手術は成功して元気になり、保険金の残りで民宿を開きつつがなく暮らしているそうだと言ったのです、由里がこれが分かると二つの青ヶ島の家族は奈落の底に落ちる事になるわ、

と言うので、


そうなんだよ、玉美ちんの今のお父さんが2人を殺したわけではない、又保険金は娘の命を救う為だつたのだ、この事は誰も気づいていないので僕の胸にしまおうと思う、事実を全て解き、

明かす事がいいとは言えないからねと言うと、私からもお願いしますと言うので、これは僕と由里との秘密にしておこうと盃を重ねたのです、でも何処で気づいたのですかと聞くので女将、

さんに、


ツアーに参加したか聞いたら行ていないと答えた、関係ないなら嘘をつかなくてもいいだろう、女将さんは保険金詐欺はしらないが、訳ががあってあの島に来た事はうすうす気づすいて、

いるのだろう、それでとつさ的に嘘をついたわけだ、今幸せな生活をしているのを誰にも壊されたくないからねと答えたのです、幸い山中も下田が生きて近くにいる事には気づけいてい、

ない、高波にさらわれて死んだと思っているからね、


心配なのは山中の事を今回知って警察に自首しなければいいがとワインを飲み干したのです、前には娘さんの為に目の前から消え、こんどは結婚をま近にひかえた娘を置いて刑務所に行く、

なんて出来ないので、結婚式が終ったらそうするかも知れないわと由里がため息をついたのです、次の日に午前中の処理を終り昼食を取りコーヒーを飲んでいると坂井が青ヶ島の民宿の、

主人の今中さんから電話ですと言うので出て、


この前は大変お世話になりましたと言うと、用事があって東京に来ているのですがお会いできませんかと言うので、今日はと聞くと、今日は東京に泊ってあしたの昼すぎの便で帰ります、

と言うので、それでは夕方6時に新橋の銀座口で待ち合わせしましょうと言うので、わかりましたと電話を切ったのです、そうか、全てを話して自首するつもりだな何とか説得しょうと、

思ったのです、


時間に新橋の駅に行くと改札口でまっており、遠いところご苦労様です、近くにいきつけの店がありますと白波に案内したのです、小上がりに上がり女将にビールと魚を頼みとりあえず、

乾杯したのです、実はと話し始めるので、全てを話すつもりですかと言うと、ヤツパリ気づいておられましたかと言うので、犯人は捕まりました、貴方が殺したわけではないのですから、

何も言う必要はありません、


下田は高波にさらわれて死んだのです、貴方は今中利治であって下田ではないのです、伊豆諸島の青ヶ島の奥さんと娘さんはつつが無く暮らしていますし、もう少しで玉美さんは結婚す、

るのでしょう、この事は貴方の胸の奥にしまっておくのです、奥さんと娘さんは何も知らないのですというと、それでいいのでしょうかと言うので、貴方が警察に行って自白しても誰も、

幸せにはなりません、


二つの家族が悲しむだけですというと、わかりました、先生がそういわれるのなら鍵をかける事にしますと言うので、今日はゆつくりのみましょうともう一度盃を重ねたのです、ああ、

この前行った、民宿の前の無人島の一番上に展望台を作ったらどうですか、民宿から渡し船で夕日を見にいけるようにしたら最高ですよと言うと、そうですね町長に言って造ってもら、

う用にします、


私も娘につれられて何回か行きましたが、素晴らしい夕日と景色でした、観光客が感動するでしょうとビールを飲み干したのです、女将が光り物を持って来て青ヶ島には負けると思い、

ますがどうぞ食べてくださいと言うので、今中が食べるとこれは美味いですよと言うので、板長に言っておくのだよと言うと、女将が喜びますと酌をしたのです、琴美が席に座り、

いらっしゃいませと言い、


新之助に酌をするので、ここの娘で琴美といいます、玉美ちゃんとは同じ位の歳ですよと紹介すると、今中です是非青ヶ島にも来てくださいと言うので、夕日がとても綺麗と聞いています、

新之助さんが秘書を連れていったと言っていましたが、あの人は秘書ではないんですよと言うので、なんで知っているのと言い、そうか、夕霧だなと言うと、先生の行動は筒抜けなんです、

よと笑ったのです、


今中がそうですか、それにしても綺麗な方だったですね、羨ましいと酒を飲み干したのです、女将がこれこれお客様の邪魔をしてはいけまんよと言うと、今中がいいんですよ、娘と飲んで、

いる見たいで楽しいですと言ったのです、今中が琴美さんどうぞと酌をすると娘さんには彼氏がいるんですかと聞くので、来月には結婚するのですよと言うと、羨ましいと言うのでこの前、

のダーツ勝負はと聞くと、


結局お父さんが最後に勝つて、お父さんとデートしたのよ、お母さんも付いて来て全然面白くなかったわ、喜んだのはお父さんだけよと言うので、そうか、それは残念だったねと笑うと、

今中がこんなに素敵なお嬢さんですからすぐにいい彼氏ができますよと言うと、嬉しい叔父様お一つと酌をしたのです、色々話している内に知り合いに会う事になっていますと言うので、

それでは皆さんに宜しくと言うと、先生又青ヶ島に来てくださいと言い、今中は帰っていったのです、


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