特殊テロ対策部隊コンドル40 その頃ブラックパンサーの福原は府中にいたのです、府中は少し町を外れると田園地帯がひろがり、飛行機の発祥の地だけあって、民間の飛行場へりの学校があり紛れ込


特殊テロ対策部隊コンドル40


その頃ブラックパンサーの福原は府中にいたのです、府中は少し町を外れると田園地帯がひろがり、飛行機の発祥の地だけあって、民間の飛行場へりの学校があり紛れ込むのに都合が良、

かったのです、幹部を集めて今回はなぜ失敗したのだ、計画は完璧であったはずだ、飯山お前はサツポロに行き立てこもったビルと市街地の役所の地図を手にいれ、捕まった連中が何を、

やっていたか調べて来い、


また飛行機のハイジャクは簡単捕まってしまった、コンドルとイーグルのメンバーが乗っていたのだろう、そうだとするとあいつらの顔を知っていた事になる、泳がされたわけだと言っ、

たのです、指揮官は高杉かと聞くと、今回は黒部の時の高杉の息子で議員をやっています、どうも引退して息子の新之助に任せたようですと言ったのです、親父と同じで切れ者みたいだ、

な強敵現るか面白いと言ったのです、


3日経って戻ってきたので呼んで地図は手に入ったかと聞くと、近辺の地図とビルの図面を広げたので、暫く見ていたが恐らくマンホールから侵入してこの裏側のエレベータで4Fに上、

がり、階段で5階に行き、サイレンサーで見張りを倒し、人質の部屋に立てこもり、SATとへりに攻撃命令を出しSATは一階を制圧して4Fに登り銃撃戦となった、へりは上空から狙撃し、

て倒し、


屋上に着陸して向かいの5Fを狙撃したのだ、階段、侵入したメンバー、向かいからの狙撃と3方から攻められればひとたまりもない頭のいい奴だと言ったのです、あの8人は昼間は立てこ、

もった連中からの情報を携帯でやり取りして、夜は白滝組の店に待機していたそうです、不審な奴がいないか、時々ママを呼んで聞いていたそうですと言うので、8人ともかと聞くとそう、

ですと言うと、


高杉は持っている武器をみて、ピンクバンサーが武器を供給していると考えたが、ピンクパンサーの目的がわからず、白滝組長の店と溝口組の店を見張る事にしたのだろうというと、白滝、

組長の店に溝口組の2人が現れて、銃を発射してうごかないようにいい、8人の傍に行き白滝組の者だなと銃を突きつけると、味方だと言ったそうですというと、バカメそれは溝口組員では、

なく高杉の手の者だ、


あぶりだす手にひっかかったのだ、その場は引き上げ、それからは8人はマークされたのだ、そこで現金移送の事を知り、配下を飛行機に紛れ込ませたんだな、現金を回収する場所を特定、

する為だったのだろう、分かった途端に取り押さえられたのだ、奴らは倍の人数がいたはずだ、制圧したらへりに乗り移り上空から偵察して牧場から逃げる、残りの5人を見つけてヘリで、

攻撃したのだ、


なんとしたたかな奴だ、奴らの勝てる相手ではなかったわけか、よし手の内が段々分かってきたぞ、次は痛い目にあわしてやると福原が言ったのです、飯山が今度は何をやるんですかと聞、

と神田にある徳山貴金属本店の地下金庫室にある金だ、5億の金の延べ棒を保管していると言ったのです、地図を広げこれが建物の見取り図だ、建物の横の道路の地下には銀座線が走って、

いる、


その横が下水道で神田川に繋がっている、この下水道の壁が20cmの厚さだ、壁に穴を開けると後は土だから直ぐにほれる、丁度地下金庫室の真下まで5mだそれから真上に2mのコンクリート、

の壁がありそこに5億の延べ棒があると言うと、金の延べ棒を運び出すならある程度大きな空間が必要ですというので、厚さ1mに大きな穴を開ければ震動で気づかれますと言うので、運び、

ださないのさ、


直径2cmの穴で十分だその穴からガスバーナーを使って金を溶かし、穴の下にバケツをおいて金の溶けたのを入れて運び出せば簡単だろうといい、ドリルの掘削音は銀座線が走るときに、

回せば音を消せる、人が1人通れるだけでいいのさ、後は神田川に船を用意して置けば穴の場所から100mで神田川だ、掘り出した土は船に乗せ適当に神田川に捨てればいいと言ったのです、


地下金庫はめったに開けないので暫くは無くなった事に気がつかないよと言ったのです、成る程と飯山言っていつから始めるのですかと聞くと、来週からだ、道具を用意してくれ、電源、

は下水道にある電気の線から取ればいいだろう、一週間もあれば金庫の下まではいけるはずだと福原が言ったのです、その次は日銀の地下金庫だここは金の延べ棒は5000億円はあるぞ、

ここもめったに開けないよと言ったのです、


ここも直ぐ傍に下水道と丸の内線が走っている、徳山は試しだ、次は日銀とは思わないだろうと言ったのです、翌週から穴あけ作業に入ったのです、コンクリートに丸く穴を開けてハン、

マー出叩くと丸い穴が開き、後はスコップで土を掘って人が通れるくらいの穴を掘り進み3日には金庫の真下に来たのです、地下鉄の通過する時間だけに作業したのです、さすが1mになる、

と中々貫通しませんが刃先が軽くなり、


引き抜くと金箔がついています金に到達したみたいです、二つの穴をあけ一方は火をつけてガスバーナーを入れると、もう一つの穴から溶けた金が落ちてくるので水を入れたバケツおく、

と金が固まり粒金になるのです、一杯になると袋に詰めて又火をつけるのを繰り返したのです、一日でバケツ50杯分です、今度は火が右に出るバーナーを使い回りの金を溶かしたのです、


3日間で150杯が取れ、70%は溶かした事になり3億5000万分位です、よし撤収だ、証拠は残すなと道具は全て片付けたのです、穴にガソリンをまいてバーナーで火をつけたのです、証拠を、

燃やす為です、後はマンホールから神田川に出て撤収したのです、持ち帰った金の粒は熱を加え四角い鋳型に入れて延べ板にもどしたのです、これではコンドルもイーグルも手は出せまい、

と福原は笑ったのです、


それから2週間後定期検査で金庫を開けた徳山貴金属の、財務担当は殆んど金がないのに驚き警察に通報したのです、神田警察の窃盗係りと鑑識が入り地下からバーナーで溶かして持ち去、

った事が判明したのです、ルートはマンホールから金庫の真下に穴を掘り真上に2cmの穴を開けガスバーナーで金を溶かして粒にして、マンホールから神田川に運び、船で持ち去ったと、

思われたのです、


トンネルはガソリンを入れて燃やした後があり、証拠隠滅のために燃やしたと思われ、残っていたのはかき出した土のみで靴跡などは見当たりません、下水道には沢山の髪の毛や皮膚など、

がありましたが、下水道なので何処からか流れてきた物だらけで、特定になる証拠にはなりません、一応強奪と言う事なので捜査一課も捜査に協力する事になったのですが手がかりもなか、

つたのです、


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