特殊テロ対策部隊コンドル1
特殊テロ対策部隊コンドル22 一人の見慣れない女性がつまみを持って来て、神武隊の直援の隊長さんですかと聞くので高杉中尉ですがと答えると、神武隊の山神少尉の妻です、主人の出撃はいつでし
特殊テロ対策部隊コンドル22 一人の見慣れない女性がつまみを持って来て、神武隊の直援の隊長さんですかと聞くので高杉中尉ですがと答えると、神武隊の山神少尉の妻です、主人の出撃はいつでし
特殊テロ対策部隊コンドル22
一人の見慣れない女性がつまみを持って来て、神武隊の直援の隊長さんですかと聞くので高杉中尉ですがと答えると、神武隊の山神少尉の妻です、主人の出撃はいつでしょうかと、
聞くので、山神少尉の奥さんですか、まだ分かりません、命令は前日の6時に搭乗員割りが発表されます、されましたらお知らせしますよ、ここにいつからと聞くと昨日東京から、
ついたのです、
あの人が特攻を志願するなんてと言うので、仲間が志願したので仕方なかったのでしょうと言うと、主人は結婚して一週間で入営したのですと言うので、それでは呼んできましょう、
と基地に戻り、山神少尉はいるかと聞くと、傍に来て敬礼するのでお前の奥さんが今玉屋食堂にいる、会いに行ってやってやれと言うと、仲間は大勢出撃しました、私だけが未練を、
残すわけには行きません、
妻には国分に来ても会わないので、どうか私の事は忘れて再婚するように言ってあります、そうそうに東京に帰るように言って下さいと言うと帰っていったのだよ、気持ちは分から、
ないわけではないがと思い、食堂に引き返し、その内来ると言ってましたよと言うと、ありがとう御座いますといい、見送るまではここで働かせてもらいますと奥に行ったのです、
今井に何んとしても山神少尉は生き残させるのだ、絶対敵の戦闘機に食われないようにするのだと言うとわかりまし、身をたてにしても守りますと今井と高橋が言ってくれたので、
何とか早くこの戦争を終らしたいが、我々のちからでは無理だなと言うと、一人の男入って来て戻ろうとするので、遠慮しないでいいぞと言うと村上一飛曹でありますと敬礼する、
ので答礼すると、
女将が持ってきたのと言うと躊躇しているので、大丈夫ですよ中尉さんはとがめだてしませんというと、ホケットから手紙を差し出したのです、女将が軍の郵便では検閲があり、
殆んど塗りつぶされるので、預かってポストに投函しているのですと言うので、そうか家族への手紙かと聞くと、ハイ、お袋への手紙でありますと言うので、お前は兄弟はいる、
のかと聞くと13才の弟がいますと言うので、
こっちに来てすわれと言うとイスに座ったので女将何か作ってくれというと、玉子ドンくらいしかできませんがと言うので、それでいいよ、飯は大盛りだと言うと、村上さん中尉、
さんの驕りですよ、良かったね、チョット待ってと言ったのだよ、酌をして死に急ぎはするなよ、何処かを撃たれたら自爆せずに不時着するのだ、一旦基地に戻り又出撃すれば、
いいぞと言うと、
戻るなんて卑怯な事はできませんと言うので、戦果もなく無駄死にをするつもりか、お前が飛行機を操縦できるまでは沢山の金がかかっているのだそれが分かっていれば必ず敵艦、
を撃沈しなければならんぞというと、分かりましたもし不時着したら泳いでも基地にもどり、敵を撃滅するまで頑張りますと言うので、その息きだと肩を叩いたんだよ、女将が玉子、
ドンを出したので、
腹いっぱい食うのだというと、頂きますと喜んで食べたのだよ、女将がチョット行ってきますと手紙を出しに行き、暫くするとここの娘がかけこんで来たので佳代ちゃんどうした、
と聞くと、お母さんが憲兵に連れて行かれたのですと言うので、手紙が見つかったのかと聞くと入れた後だったんですが、何をしていたと聞かれて、何もとしらばくれたら引っ、
張っていかれたのですと言うので、
ここの女将と知っているんだろうと言うと、いつもえばりくさる厭な兵隊なんですと言うので、取り返しに行くかと立ち上がると、中隊長相手は憲兵ですよと言うのでお前たち、
は係わるな、憲兵といえども軍令部次長の息子には手は出せないよ、しのこの言えば、親父に頼んで生きて帰えれない、最前線に飛ばしてもらうぞと脅かすのさというと、お父上、
に迷惑がかかりますと言うので、
いいんだよ、誰も親父には逆らえないよ、今親父が軍令部からいなくなれば誰も、作戦なんて立てられやしないから大丈夫だと言って、憲兵隊本部に向かったのです、憲兵隊本部、
行き司令官は誰だと聞くと、菊池大尉ですと言うので会わせろと中に入ると、中尉何の様だと聞くので女将を帰してもらおうかというと、上官に敬礼もしないで容疑者を帰せとは、
なんと無礼な奴だと、
言うのでおれは海軍だ陸軍の将校に敬礼する必要はない、まして玉屋の女将は我々海軍の協力者で、身分もちゃんとしているのに何の容疑者だと言うと、軍の検閲に違反している、
容疑だと言うとどんなと聞くとポストに手紙を入れた、誰かに預かった可能性があると言うので、見せてみろと言うと出したので見ると、差出人は女将です、中身はみなさん元気、
ですか、私も大変元気です、
身体にはくれぐれも注意してください、しばらくは顔を見せられませんが元気にしていますので安心してください、かしこと書いてあります、これのどこがおかしいのだお前たち、
は一般人の手紙の検閲を本部の許可も受けずにやっているのかと言うと、スパイと思われる場合はいい事になっていると言うので、女将のどこがスパイなんだばか者というと、
上官侮辱罪だというので、
大尉の顔面をぶん殴り、俺たちは特攻隊の直援をやっているのだ、特攻隊員はこの国を守る神である、お前たちは後方にいてのほほんとしているとはけしからん俺の親父は軍令部、
次長の高杉中将だ、お前たちは陸軍大臣に言って帰って、これない最前線に送ってもらうようにするぞというと、大尉が高杉閣下の息子さんですか、それを早く言ってくださいと、
言うので、
連れて帰っていいのだなというと、結構ですが民間の手紙を検閲した事はくれぐれも宜しく願いたいと言うので、今後二度とやらないと約束すれば黙っててやろうと言うと分かりま、
したと言うので、傍にいた兵隊を睨みつけると、一斉に敬礼したので、女将を連れて玉屋にもどったのだ、大丈夫でしたかと聞くと、ええ大丈夫ですが、中尉さんのお父さんは、
軍令部のお偉い方なんですか、
ビックリしましたと言うので、他の人には内緒にしてと言うと、わかりましたと言うので、これで検閲しなくなるよ、でもおおびらはまずいから、こそっとポストに入れて下さいと、
たのんだんだよ、しかし、手紙の内容は工夫しましたねと言うと、先に私からお手紙を差し上げて事情をお話してあります、息子さんの筆跡ですから無事なだけでもご両親は喜ぶの、
ですよと言ったのです、
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