君の明日に、希望の歌を

作者 貴堂水樹

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★★★ Excellent!!!

主人公たちと同じ世代に音楽をかじっていたものとしては、感情移入は当たり前だとしても、自分は彼らほど真摯に向き合っていなかったことを何十年も経って改めて認識させられたようで、いささか後ろめたい思いをまとわりつかせながら読みました(笑)
そんな中、主人公・翔真の、苦しくてやめてしまったものの本音では未練たらたらの気持ち、よく解ります。自分も、ちょっと中途半端なやめ方をしたもので。
そういう気持ちがあったから、でしょうか。そしてかけがえのない人のためという大きな「理由」を得て、彼は再び音楽と向き合い、答えを出し、踏み出します。その過程の爽やかさとひたむきさは、作者さまのもはや安定の手腕の見せどころ。読後感のすがすがしさを約束してくれます。

是非彼らと一緒に、希望の歌を口ずさんでみてください。心が洗われること、請け合いです。

★★★ Excellent!!!

とある理由で、大好きだった音楽から離れてしまった主人公。
そんな彼は、物憂げな夏の日、偶然聞こえてきた少女の歌声に強く惹かれ――

この小説の魅力は、もうたくさんの方々が語ってくれていますので、私からは、一番伝えたい一言を。

ズバリ、書籍化希望!

毎日数話ずつ、じっくり読ませていただきましたが、この作品と向き合う時間は、本屋で購入した一冊が大当たりだったときと同じくらい、充実したものでした。

魅力的なキャラクターたちが、悩みながら成長していく青春物語。

なんて一作をお探しの方、必読です!
無料のうちに、さあ早く!

あっ、もちろん、私のこの想いが出版業界にまで届き、願いが叶った暁には、本屋かネット通販まですっ飛んでいきますよ(笑)

★★★ Excellent!!!

 自分の好きな音楽を少女が奏でた時、僕達はドキリとするんだ。

 天才的な兄を持つ主人公。だから、自分の歌には自信を持つことが出来なかった。それが、少女との出会いで、少女に引っ張り回されて動き出す。

 ――爽やかで、直球な、ボーイミーツガール。

 第一話で歌い、そして、倒れる少女の、そのシーンの描写で僕自身は引き込まれました。繊細で、雰囲気があって、柔らかなタッチで物語は進んでいきます。

 彼女が抱えた秘密に、その内に、主人公はぶつかって、物語は最終地点に向かいだします。

 創作をするものなら、芸術活動をするものなら、誰しもが向き合わねばならいない「才能」という二字熟語。
 僕みたいに随分と年季の入ってしまった大人なら、そういう言葉に惑わされることもなくなったけれど、高校時代、大学時代、若い頃はその言葉に翻弄され、人生の価値、人間の価値を、疑ってしまったりしちゃうものです。
 そんな青い青春の不安、そして、淡い恋心が、物語を通して、浮かび上がり、僕達の胸を締め付ける。

 久しぶりにWEB小説で、純粋な気持ちで泣かせてもらった作品でした。
 ぜひ、そっと開いてみてください。

★★★ Excellent!!!

主人公が女の子の夢を叶えるために、トラウマをも乗り越えて奮闘する物語。
あることから歌を歌わなくなった主人公、主人公の良き理解者な友人、キュートで健気、そして人を惹きつける歌を持つヒロイン。それぞれのキャラが立っていて良い。

また、個人的に好きなところは、川沿いの土手で歌っている日常だ。キラキラしていて、大声で歌えて気持ちいい。いいな、私も歌いたくなってくる。

言いたいことはたった一つ。
続編読みたいです。

★★★ Excellent!!!

歌は好きでも自分で手を出すことのできない少年。そんな少年が一人の少女と出会い、歌に向き合っていく物語。

なんというんでしょうか。すごくシンプルな文章でありながら、どこか濃密でリアリティを感じさせるんです。一話一話の中の時間は短いながらも、それが鮮明に読者のイメージを沸かせやすくなっているのだと思います。

そして所々で出てくる歌の歌詞。遥かだからこそ書けたであろう真っ直ぐで心に響く内容。その一文字一文字はたしかに心に刻まれるはずです。

歌はただ人に届かせるだけじゃない。その人を突き抜け、さらに先の未来というレールを引いてくれる。歌の可能性、偉大さ、そして少年少女が一歩の大切さを教えてくれる感動作です。是非一度目を通してください。

★★★ Excellent!!!

あることがきっかけで、うたうことを止めてしまった高校生・翔真。
そんな彼が出会ったのは、歌手になることを自他ともに信じている遥。
彼女の真っ直ぐな歌詞、伸びやかな歌声に触れて心動かされる翔真は……。

翔真と遥、二人で過ごす時間が増えるほどお互いを理解しあい、そして、それは相手が隠していた苦しみを知ることにもなります。
現実と夢、その二つを繋ぐのは「歌」
相手を思い、二人が選んだ先にはどんな歌が奏でられるのか。

最後まで一緒に応援したい。
きっと、そんな気持ちにさせてくれる素敵な物語です。

★★★ Excellent!!!

自分も歌をやっていたので、主人公や遥のことをどこか他人と思えませんでした。

「世の中にはこんなに上手い人がいるのに、自分なんて歌う意味があるのだろうか…」主人公のそれは、実の兄だったわけで、その心中は察してあまりあるものです。

二人が徐々に心を通わせていく描写とともに、失くした夢をもう一度取り戻すということはどういうことか、思いを馳せられる良作です。

★★★ Excellent!!!

「これ以上、歌を嫌いになりたくないから、俺は歌を辞める」
ある理由から【歌】への情熱を諦めた主人公・神崎翔真(かんざき しょうま)

「私は必ずシンガーソングライターになる!!」
自分の夢に真っ直ぐに、【歌】を歌い続ける少女・瀬尾遥(せのお はるか)

【歌】への思いを真逆にする二人が偶然出会い、そして……

二人の出会いは、果たして本当に偶然だったのか? 
それとも運命によって決められていた事なのか?

夢へともがき、苦悩する二人を迎える結末とは一体どのような……

そして、二人を取り巻く人々の暖かさも、この物語の見どころのひとつです。
みんな、暖かく、優しく、二人を支えてくれています。

 ◇ ◇ ◇

儚くも優しい文章で綴られる『珠玉のラブストーリー』
クライマックスは涙なしには読めません。
きっと、あなたの胸(ハート)にも響くものがあるのではないでしょうか?

自信を持ってお薦め出来る作品です。

どうか、御一読あれ。
きっと目が離せなくなりますよ♪