高校卒業後

それから高校卒業後、勇斗くんと買い物に来ていた。

そこでなおちゃんと久しぶりにあった。

話しかけずらいと思った私とは裏腹に普通に話しかけてくれた。久しぶりに会ったなおちゃんは私には二度と見せることがないと思ってた笑顔を見せてくれた。なによりなおちゃんのバックに

『お腹に赤ちゃんがいます』

のバッチがついていた。


私たちは、カフェで少し話すことにした。勇斗くんは、

「二人でゆっくり話な!」

となおちゃんと二人にしてくれた。

思い出話をした後私はずっと気になっていたことを聞いた。

「なおちゃんどうして、急に学校来なくなったの?」

するとなおちゃんは、

「だって学校行く意味なくなったんだもん」

「どう言うこと?」

すると、急になおちゃんが立ち上がり私に近づいてきた

「朱里は、勇斗君と幸せそうでいいよね。今度結婚するんでしょ」

声がでなかった。結婚することは勇斗くんのご両親と私の両親しか知らないからだ。

「知ってるよ。だってずっと朱里のことみてたから。」

「なんで?なおちゃん怖いよ…」

「怖い?

あんたのせいでしょ?

どうやっても、朱里は私を好きになってくれない…朱里にフラれてから毎日が辛い。朱里が友達と仲良くしてるの見るだけで辛くて死にたいって思ったこと何回もあった」

「なおちゃん…ごめん」

「そんなにあやまるんだったらさ、死んでくれない」

その瞬間何かお腹に差された感覚がした。

「え?だってなおちゃんのお腹のなかにあかちゃんいるん…で…し」

「いるよ…勇斗くんとのね」

私の最後の景色は、幸せそうな勇斗くんとなおちゃんだった。

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君と一緒に あかねってぃー @akappe_11

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