サイバネティック・ドラゴン・アーツ

作者 吾妻 峻

67

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★★★ Excellent!!!

 さて、最初に書いた通りですが……あなたは大迫力のロボットバトルが好きですか? 登場人物たちの深い意図、人間関係に心ゆくまで浸るのは好きですか?

 ――例えそうで無くても、そうであるなら尚更。「読まなければ損」と言っても過言ではありません。

 龍ノ王になった主人公、鏑木柊夜。彼に龍ノ王の力を与えた龍族の姫。偽龍機獣を屠るためにラグナドライヴを駆る国際連盟軍。日本人の希望たるレジスタンス。……。様々な立場の人間の思惑が交差する中、いったい彼は何を選んでいくのか。

 作者様の語彙とセンス、そして文章力があなたをとことん引き込んでくれるでしょう。

 目の離せない作品、そう宣言させていただきます。

★★★ Excellent!!!

渋谷防衛戦線まで読み終えたので、途中までですがレビューさせていただきます。

主人公の世界は荒廃した戦場が残る世界。かつて世界を、日本を蹂躙した偽神機獣と、それを退けたラグナドライブという兵器。
主人公は友を奪われ、その弔いの最中に戦闘に巻き込まれます。誰が、一体何の目的で戦闘を行っていたのか?そこから主人公は物語の渦に巻き込まれていきます──。

なんといっても王道をテンポよく、迫力よく書き続ける作者様の文章力に感服です。展開は分かりやすく、しかし文章は熱を持って書かれているので読みやすいですね。
また、「機械生物対ロボット」という構図を上手くまとめているので戦闘シーンも迫力あり、また破綻も見られないので楽しんでハラハラドキドキできます!

これから物語は中盤戦かと思います。楽しんで読ませていただきますので作者様も楽しんで、頑張ってください!では

★★★ Excellent!!!

近未来の日本に侵略した偽龍機獣。
戦場となった日本は、国際連盟の統治の下に置かれ自由を奪われる。
主人公の少年は全てを失い、やがてある異能力を授かることに……。

とても丁寧に描かれた情景描写、作者様の世界観にグイグイ引き込まれていきます。
まるで映像を観ているかのような、錯覚にとらわれるほど。

まだ読書途中ではありますが、これから先の展開にわくわくします。

(第42話パーティーのあと 
拝読後のレビュー)

★★★ Excellent!!!

過不足なく、しかし繊細緻密に描かれた世界観と、
確かな骨子の上に立脚する設定とが、物語にリアリティをもたらし、
読者は、知らず知らずのうちに非現実の渦中へと誘われる。

時代設定は近未来の日本でありながらも、作中の随所から漂う、どこか古風な趣は、時代の変遷を経ても変わらないであろう、人間の本質を、作者が見据えていることの顕われなのかも知れない。

そしてまた、一義的ではない、多角的なテーマの中で繰り広げられる、様々な側面を併せ持った本作は、実にドラマティックでもあり、またエンターテインメント性にも富む、非常に重厚な物語である。

加えてその作中では、緩急が巧みに付けられているため、その流れるような展開に、読者は、小説を読んでいたと思ったら、いつの間にか映画を観ていた、といった錯覚に陥るかもしれない。

ぜひいつか、本当の映像作品としても観て見たい、と思える作品。

★★★ Excellent!!!

生き延びるため誇りを捨てて隷従を続けるか、主権のために立ち上がるか。
未来の日本人に課せられた問題。
ただ支配者には支配者側の正義、人間らしい感情がある。
それぞれの勢力のディテールが描き込まれ、この作品に深みを与えている。
いわゆる敵もかっこよく、感情移入出来ます!
主人公である鏑木柊夜はその出自故に複雑な立場ですが、これから敵味方を巻き込みどう物語が進行するか物凄く楽しみです。
SF、アクション、学園、ラブコメ、群像劇とあらゆるエンタメ要素を孕んだ作品。

この夏、ぜひ読んでほしい小説です!!!