ふつおたはいりません!

作者 結城十維

斬新なアイデアに負けない、豊かな心理描写。つい応援したくなります!

  • ★★★ Excellent!!!

書籍での小説では私は出会ったことがないラジオを題材にしています。
そのラジオの放送自体も物語の中で重要な位置を占める魅力的な場面です。この会話主体でテンポ良く進む様は、一般に会話が好まれると言われるWEB小説に、とても巧くはまったと思います。もしこれを意図的に表現なさったのだとすると、とても凄い戦略、表現力をお持ちの方と思います。台詞や進行だけでなく、登場人物の心の動きといった場の空気まで描かれています。

最初読み始めはラジオの斬新さが気になったのですが、二人の登場人物に感情移入しやすく、序盤から引き込まれました。心の動きが自然で、しっかり描き込まれています。そして、二人が楽しいだけじゃない、公私に追い求めるが故に苦しみ、刺激しあいながらも、楽しく進んでいく様、そんな二人の想いが丁寧に、でも躍動感をもって表現されています。
他にも、番組を支える方がしっかりとこのお話を支えています。現実感を与えることにもつながっています。


最近は全話、カクヨムがメールで通知をくれる前に拝読していました。素敵なお話をいつもありがとうございます。まだWEBで小説を読み始め日が浅いですが、いつも二人に合わせて泣いたり喜んだりしながら拝読させて頂いています。

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